2012-01-08

風邪流行中要注意  NO 2804


 日付が変わる頃、銭湯へ行っていた。友人である割烹のオヤジが先に入っており、体重減の努力のためと言って2時間も過ごし、乾式サウナやスチームバスへ何度も出入りしたそうで、体重測定をしたら私より3キロ近くも減量していた

 彼も私も「お餅」が大好物。彼のお兄さんの一人がお餅や和菓子を販売されているので大変。何度かお餅をいただいたこともあり、その度に体重増加となるので難儀である。

 湯気を吸ったからか、私の風邪症状は好転したが、妻が一気に酷くなり、今日の葬儀もお通夜も行くことが出来なくて申し訳なく、本館と西館の方へ向かって手を合わせたが、明日は医院が休診日なので困ってしまう。

 そこで気分転換として、今日は、随分と昔の漫画雑誌のことを書いておこう。もう30年ぐらい前のことと記憶しているが、ビッグコミックという月刊雑誌があった。ある時期、その中に「墨子」「墨家」をキーワードにした物語が連載され、ずっと興味深く購読を続けていた。

 古い時代の中国を描いた中々のストーリーだったが、この「墨」の背景にあったのが
「儒教」の存在だった。

 ある国立大学の社会学の教授から「葬儀を勉強するなら『儒教』を学べ」と教えられたことがあるが、日本の葬送儀礼は「儒教」の「先祖供養」によって成り立ってきたという考え方もあり、その奥義の深さは計り知れないものである。

「墨家」のつながりに「節葬」という言葉が存在し、今風に言えば「葬儀の簡略」ということになるだろうが、簡素という教えにも「儒教」の「礼節を重んじる」という思想だけは大切にされていた事実もあることを知っておきたいもの。

 そんなところからすると、「墨子」は葬送の世界にあって欠かせない存在であり、我々葬儀社の先駆者であるとも言えるような気がする。

 ビッグコミックには別冊として「ビッグコミック・オリジナル」や「スピリッツ」も発刊されたと記憶しているが、漫画紙面の欄外に掲載されていた雑学に通じる部分に興味を抱き、長年購読を続けていたのが懐かしいところだ。

 現在、私が購読を続けているのは「PHP」と「大法輪」だが、後者はもう30年以上前からのファンでもある。

  さて、ずっと訪問をしている「幸せ列車」の最新コラムに「神は乗り越えられない試練は与えない?」と題したアメリカのコダック社についての内容に興味を抱 いた。フィルムの世界で誰もが知る会社だが、今やデジタルカメラの席巻によって会社が危機存亡に陥っているという話題だったが、グローバルな世界をいつも 我々アナログ人間に理解出来るように採り上げてくれる筆者に敬意を表したい。

「幸せ列車」で検索すればトップに出て来るので迷わないが、SLが線路を走るところから重かったトップページが工事中で軽くなっていたのでびっくり。果たしてどんなリニューアルとなるのか楽しみである。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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