2011-12-13
不思議なこと NO 2781
午前中に行われた葬儀に行った。禅宗らしい迫力を感じる引導の世界を耳に、式場空間が引き締まったところで始まった女性司会者のナレーションをチェックしていた。
文章構成力、トークなど、さすがに彼女らしいレベルで嬉しく思ったが、何よりご遺族とのコミュニケーションから生まれる取材の緻密さに感心。これは我々男性では無理なことで、女性が持つ母性というホスピタリティ独特のものだと言えば失礼だろうか。
その背景には故人のご生涯とご遺族への思いが強く秘められている訳だが、決して美辞麗句の羅列ではない世界なので司会者の皆さんには学んで欲しいものだ。つまり、そんな心情を抱くことによって司会トークに「やさしさ」が生まれるということでもある。
創作の世界でもご活躍された故人。まだ50代という惜しまれてならない女性の葬儀だが、女流文学賞を受けられたり、メルヘンチックな素晴しい詩にアンパン マンで誰もが知られる「やなせたかし」さんが絵を描かれたというエピソードも紹介されていたが、あまりも早過ぎるご終焉が残念でならず、ただ手を合わせて 焼香を手向けるだけだった。
会葬者の中に多くの知人の存在があり、それぞれの方から体調を気遣うお言葉を掛けていただき恐縮。私が返す言葉は「こんな病にならないようにお気を付けください」しかなく、故人の年齢を考えると何か申し訳なく思えてならなかった。
さて、この「独り言」で不思議な問題が起きている。冒頭のタイトル「NO」とその後ろにある数字の違いであり、昨号で比べるなら「2780号」と「「3009号」となっているものだ。
その差である「229号」は、いったいどうなっているのだろうか。過去ログのボタンからページを確認したら、あちこちでおかしな差異が出てくるから本当に不思議である。
何十本かスタッフ達による「号外」もあったが、これほどの号数の違いとなれば、どこかで間違ってしまったのかもしれないのでミステリーみたいになっている。
過去ログのページで「移動」をして遡ってはみるが、ひょっとしたら、すでに3000号を迎えた可能性も考えられる。しかし、現在の号数で刻んで行つくもりなのでお付き合いくださいますよう。
一方で、私が訪問しているホームページをひとつ紹介しよう。トップページの重たさが半端じゃなく、それだけ奥行きの深い構成となっているとも言えるが、最近に始まった「コラム」に興味を抱いて訪問している。
「幸せ列車」というそのHPだが、誕生から旅立ちまで人生の様々なキーワードが分かれており、それぞれに興味深いテーマで構築されている。
駅長さんの部屋というのもあって楽しみだが、初めて開いた時にはページ数の多さに圧倒される思いで、全部を一通り廻ってきたら、結構時間を要したのを憶えている。
表紙にSLが走る線路が描かれており、私のパソコンに原因があるのかもしれないが、ページが落ち着くまで結構時間が掛かるので大変だし、戻って来る際に固まってしまったようになることもあるので不思議だが、その原因は分からない。
「天国行き」の切符という発想が中々のもの。私はいつも検索で「幸せ列車」と打ち込んで開いているが、トップに出て来るので分かり易くて楽である。
今日の結びは他府県で活躍される女性司会者のこと。数日後に来社したいということでOKを出した。