2012-04-06

能とNO  NO 2894


  今日「金曜日」は「幸せ列車」のメールマガジン送信日。第10号は米寿を迎えられたお爺ちゃんを祝う会で、孫達が始めた行動から伝わった「夫婦の絆」の物 語。日々の暮らしの中に考えなければならない大切なことを思い出させてくれるような出来事。葬儀をテーマに書いているものだが、それは全て学ばせていただ いた体験から生まれたもの。それで「生かされる」ことに「活かされる」ようになれば幸甚である。

 我々プロデュースの仕事でキャスティングに関して妥協をしたらとんでもないことに進展し、それこそ後悔が生じてしまうが、民主党の外交顧問のトップに任命された鳩山元首相なんて、その際たるミスキャスティングとなるだろう。

  今夜から個人的な立場という発言をしながら、国際的に問題になっているイランに行くとはどいう神経をしているのだろうかと不安よりも笑ってしまう。国会の 質疑の中で、それを問われた外務大臣が「私もそう思い困っている」と言うような答弁をされ、座っていた政府側の大臣達が揃って同調するような表情をしてい たのだから滑稽であった。

 アメリカの元高官の著書でバカ的存在みたいに書かれた元総理だが、収集の取れないことにならなければと心配なのは我ら国民も同じ筈。どうして止めないのだと政府に怒りを覚える人達が多いと確信している。

 国民新党も内部分裂が起き、若手の小泉議員から「国民不信党」と揶揄されていたが、党首を省いて行ったらクーデターとも言えない低次元な揉め事。役職に縋り付く議員連中の汚い姿を垣間見た思いがする。

 夕方に亀井氏の会見が行われ、離党宣言をされていたが、亀井氏自身もそれしか道はなく、そうされた行動を理解する人達も多いと想像しながら、その思いの裏側に新党首になった大臣や一連の仲間達に憤りを感じている人達が多いとだろうと想像する。

  そんな訝るべき党と連立を続ける政権が情けないのは当たり前。民主党の内部にも増税問題で分裂が表面化しているが、ある問題提起を知って「?」を抱いた。 それは消費税の関するもの。輸出産業にあっては消費税の増税は大歓迎という秘められた問題。国内向け販売なら消費税を課して納税することになるが、輸出の 場合には逆に還付されることになる不思議がある言うのだから分からない。

 経団連関係は賛成の姿勢を示しているが、そんな裏側の事情があ るとしたら理解出来ないこと。我が葬祭業にあって、悲しまれる葬儀という仕事で「消費税」という言葉さえにも抵抗感を抱いているところから、増税が決定し ても、仕入れは「OK」だがお客様の負担は「NO」となることを願いたい。

 能の面を「表」と言うが、それは「裏」があるからそう呼称されているだけ。政治を進める裏側に仕掛けが秘められているのはいけないこと。それこそ総理のプロデュースが拙いと言うことになるだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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