2012-03-13

「幸せ列車」のページから  NO 2870


 全国に点在する塾生など、関連するHPを訪問するのも日課の一部だが、毎週金曜日に発信されているメールマガジンでつながっているので「幸せ列車」のページは欠かせない
存在となっている。

 コラムのページに第一生命恒例の「サラリーマン川柳」が紹介されていたが、こんな句を読まれる方々の発想の凄さに感服する。

『キレやすい 部下を替えたい LED』
『多過ぎる でかしたよりも しでかした』
『「内定です」 返った言葉が「マジッスカ!」』
『「もうステキ!」 モテ期過ぎれば もう捨て期』

思わず拍手したくなる。自分に出来ない世界を目にすると、素直に感動するという単細胞な性格である。

 物事は奥深いもの。そこに至るまでのプロセスを学ばずして真の成長は有り得ないと言うのが私の哲学だが、「幸せ列車」のトップページにリンクボタンが設定されている大正琴「友弦流 植山繁子」さんの世界を訪問したら、そんな思いを新たにすることになった。

「人 に歴史あり」という言葉があるが、今日に至るまでの歴史は人生そのもの。そのご体験の重さが音色として響き、聴く人の心の扉を開けるのだろうが、彼女が童 謡からクラシックまで幅広く演奏活動をされ、歌手の中村美津子さんに大正琴を教えながら、彼女のバックで奏者を担当されていることも知った。

 大正琴と言っても、一般的なものからアルトやテナーなどグローバルに進化を遂げ、そうなると編曲力、作曲力なくして合同演奏は不可能となるだろうし、ユーチューブで数曲を拝聴しながら、何やら日本人らしい郷愁に浸ることが出来た。

 小学生の頃、我が家に壊れた状態の大正琴があったのを憶えている。黒地にカラフルな模様が描かれたもので、調律のことなど全く知らず、ただ音階が変化することだけは体験していた。

 その後、ギターやピアノ、ハモンドオルガンに興味を抱いた歴史があるが、手習いレベルでも、それらに挑戦して行った背景には大正琴の影響があったかもしれないと思っている。

 大正琴の音色を耳にして強烈なインパクトを受けたのは、古賀メロディー「村田秀雄」さんの「人生劇場」のイントロで、初めて耳にした瞬間に自分が触った古い大正琴のことを思い出していた。

 過日に利用した近鉄特急だが、停車した伊賀神戸(いがかんべ)の駅で面白い電車を見た。前から見れば女性の目のようで、車体の横に描かれていたのは手裏剣と女性の忍者。伊賀鉄道を走る「くのいち」車両だった。

 途中の車両基地に旅行会社の専属列車「かぎろひ」もあったが、グリーンに塗り替えられた車両が目立っていたのですぐに分かった。

全国にユニークな列車が企画されて走っている。和歌山県には猫の駅長がモチーフされた「たま」電車があるし、鳥取県の鬼太郎列車や四国を走るアンパンマン列車も有名だ。

 静岡県の大井川鉄道にはSLもあるし、古い時代の南海特急や近鉄特急の車両も走っており、それらがすれ違う光景は鉄道マニアには必見だそうだ。

 時間を短縮するためのスピードアップも結構だが、子供達に喜ばれるこんな発想も大切にしたいものだ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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