2012-03-09

いよいよトトロ  NO 2866


 昨日は「国際女性デー」だったので女性のことに関連して書いたが、今日「金曜日」は「幸せ列車」のメールマガジン送信日。第6号のタイトルは「終(つい)の準備」で、入院を余儀なくされたお母さんが娘さんに「あること」を託された悲しい物語だった。

 人の一生の終わり方は様々で、それこそ千差万別ということになるが、「死に様」が「生き様」を見事に物語ると言われていることもあり、少なくとも家族の存在だけはあって欲しいものである。

 昨日に触れた女性の問題で追記するが、女性の高学歴化や社会進出によって、独身を貫かれる人も少なくないようだが、そんな人達が齢を重ねると、やがて終焉時の光景を思い浮かべられ、寂しい孤独感に苛まれることもあるそうだ。

 大半の人が病院や老人ホームで最期を迎えられることになるが、誰にも看取られない終焉は本当に寂しく、最近に続いて報道されている「孤独死」は、その文字が表すように本当に悲しい現実である。

 震災後に建設された仮設住宅での孤独死も報道されていたが、阪神淡路大震災の時にも問題にされたことでもあり、それが活かされていなかったことは行政社会の大きな怠慢のような気がする。

 間もなく大震災発生から一年目を迎える。心臓手術を受けられた天皇陛下が追悼式典にご出席をされるという報道もあったが、お身体に差し支えないようにと願っている。

 さて、リハビリで重要なことは歩くことだが、そんな日々の生活の中に困った問題が生じている。それは、つい外食をしてしまうことで、食べ過ぎるという不摂生から生じる肥満からトトロ体型まっしぐらという現実を迎えている。

 歩くと食べたくなる。そんな摂理の働きを抑制することも出来ず、ただ只管に煩悩に流されている昨今だが、お陰であちこちに美味しい店の存在があることを知った。

それは、知人や友人達から教えて貰ったところもあるが、そんな中、大好物である「おかき」を求めに行っていた近鉄今里駅近くの和菓子店「松福堂」のすぐ西側にあるお好み焼き「久」の「焼きソバ」は秀逸。鉄板の上に和紙を敷いて食べるのも新鮮な感じ。お勧めである。

 和菓子店のことを「行っていた」と過去形に書いたのは、残念な出来事が起きていたから。長年に亘って求め続けてきた柚子味のする「おかき」を焼く職人さんが変わってしまったそうで、味や艶が激変してしまったからである。

 12月に5袋を買い求め、友人達に配ったら、全員から「味と艶が違う」と言われたのだからもったいない話。お店の人から「残念です」というお客さんの声が多いと聞いたが
何とか再開することが出来ないのだろうかと切望している。

 さて、銀座と言えば東京を代表する繁華街だが、この地名を冠としている商店街が全国各地にあり、我が家のすぐ近くにある生野本通商店街も5つの振興組合に分かれ、最も東に位置するのが銀座商店街で、通称「みこし通り」と称されている。

「みこし」が冠されるのは「八坂神社」の存在があるからだが、何度か紹介した「力餅食堂」もあるのでお勧めする。

  ここの「中華ソバ」と「カレーうどん」は本当に別格。この「独り言」をご笑覧された方から「最高だった」というメールが届いたこともあるが、この他に「き つねうどん」の出汁が絶品で、我が家の近くの人が「うどんすき」をされる場合には、大半の人がこの店まで足を運ばれているのだから凄いではないか。

  そんな店に入って美味しいものを食していると、<東北の人が食べられたらいいな>といつも思い浮かんで来る。政府や行政の復興取り組みスピードは結果を見 れば最悪の状況のよう。物議を醸している我が大阪市の橋下市長の行動スピードが、そんな地域で活かされたらと考えてしまうのである。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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