2019-10-22

平成から令和へ  NO 8614

お召し列車台風20号が温帯低気圧になったと報じていたが、あちこちで大雨が降るみたいで気を付けよう。

台風21号が猛烈な勢力に発達しながら小笠原付近を北上しているニュースもあったが、前号で触れたように日本列島に上陸しないようで安堵する。

天皇の即位の礼が行われていたが、雨と強風が儀式の始まる前に好天したことにびっくり。天皇の関係する大きなご公務では晴天となることが過去から言われているそうだが、昭和天皇も「晴れ」を呼ぶ天皇として知られていた。

遠い昔の平安絵巻や御雛さんの世界を彷彿するような珍しい儀式だったが、ここに国家神道という世界が見られたようにも感じた。

葬儀の世界で多くの神道を担当したが、斎主さん達の装束に特別な式場空間と儀式空間を感じていたので、これこそ「神変では!と思った。

若い頃から黒住教の先生から可愛がっていただき、私の出版パーティーで祝辞をお願いしたえにしもあったが、教祖様が来阪された際の大規模な会合に招待をいただき、聖徳太子と長島名誉監督を合わせたようなオーラにびっくりし、教祖様が会場におられた信者さん達の方を順に見つめられたとき、着席していた人達が全員頭を下げられ、それは極めて自然の流れのような雰囲気で、オーラを有する人物が為す「神変」のように感じた。

先生がおられた教会所には何度もお邪魔したが、いつもご自分の部屋でお茶を点ててくださって恐縮していた。

先生のお茶は俗に言われる「お手前」のお茶ではなく、小さな器でいただく世界のものだったが、上質な茶の葉を用いておられたのだろうが、香りが素晴らしかったことが印象に残っている。

阿蘇の中岳の火山ガスの量が増え、入山規制を高めるようなニュースも合ったが、数日前の記事には口永良部島で火山性地震の発生数が増えているとあったので気に掛かる。

自然に闘いを挑んでもどうしようもないが、少なくとも台風や地震などに関しては謙虚となり、気象庁が得ている情報の共有をするべきである。

上述した教祖様にそっくりな人物がいるので触れておこう。北海道の室蘭にいる友人とゴルフをしたとき、メンバーが足らないからとお誘いした人物にびっくり。余りにも教祖様に似ていたからで、ラウンド中に「まだ独身です」と聞いたので「結婚式には呼んでね」と交わした会話が、それから間もなくして実現するところとなり、届いた案内状に「出席」と返信して室蘭のホテルへ行ったことが懐かしい。

彼はお寺の住職であった。室蘭の友人と朋友関係にあり、その後も何度か合ったことがあるが、宗教者らしい人柄と風貌にさぞかし檀家さん達に歓迎されているだろうと想像している。

さて、久し振りに会った友人が「高血圧」で降下剤を処方されて服用していることを知った。
血圧に関しては40年前から降下剤を服用している私なので変な大先輩だが、彼はラグビーのテレビ中継で興奮したことが悪かったようで、あまりエキサイトしないようにと伝えておいた。
塩分控えめの食生活をしなければならないが、彼は何でもマヨネーズと醤油を掛けるし、喫茶店でコーヒーを飲むときは半端じゃないほどシュガーを入れる。

それはお母さんのDNAからかもと思う逸話がある。お母さんの葬儀はある宗派のご本山で担当したが、祭壇に「氷砂糖」がいっぱい供えられてあり、それがお母さんの大好物だことを知った。

今日の写真は珍しいディーゼル機関車のお召し列車である。佐賀県で行われた植樹祭の時に昭和天皇がご乗車されたそうだが、ヘッドマークが北九州で保管されていることを知った。
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