2012-08-22

あんなことこんなこと  NO 3022


  昨号の「伝説」というタイトルで続けておこう。「お父さんとお人好し」は国民的大人気のラジオ番組となり、地方での公開収録も話題を集めていた事実がある が、「花菱アチャコ」さんと「浪花千栄子」さんのお二人の役があまりにも見事で、本物のご夫婦と勘違いをされたエピソードも多く、現地の担当者が同室の旅 館を手配されていて仰天したという出来事もあったそうだ。

 さて、オリンピックに関するアンケート調査の結果発表が掲載されていた。感動度でトップにランクされたのは卓球の「福原愛」選手で、2位は同じく卓球の「石川佳純」選手
だった。

「泣 き虫愛ちゃん」と幼い頃から有名だった彼女だが、オリンピックでメダルをという夢が実現したことに心から拍手を贈りたい。インタビューの中で監督が右腕の 痛みを薬で堪えていたと発言されたが、彼女は「もっと痛い人がいる筈。ラケットを振れるだけでも嬉しいです」と語ったことも素晴らしかった。

 遠い昔、卓球に親しんできた歴史があるが、愛ちゃんが「投げ上げサーブ」に磨きを掛けるために訪れたのは大阪の阿倍野区王子町だった。そこに「作馬」さんという卓球をこよなく愛された人物がおられ、その方の「投げ上げサーブ」が強烈として知られていた。

 ご本人と何度か試合で対戦した過去もあるが、当時から「投げ上げサーブ」が存在していたのだから筋金入りのレベル。それが愛ちゃんから世界中に広まったのは当然のことと言えるだろう。

 卓球で忘れられないことがある。日本のトップに君臨した女子高校は大阪のS学園だったが、そこの監督さんが男子校であるK高校にご就任。しばらくして私が所属していたチームの監督を通じて練習試合をすることになり、将来を有望視される選手と対戦した。

 当時は21本選手で3セットというルールだったが、バックハンドが得意という私の変則なタイプは初めてのようで、1セット目は簡単に私が勝ってしまった。

 そこで監督の前に呼ばれた彼は「愛のムチ」なのだろうかは知らないが、平手で頬を引っ叩かれたので卓球場内が一瞬にして固まった。

その後のことは書かないが、その約1年後、彼がインターハイで3冠王になったことを新聞記事で知った。

「石 川佳純」選手が所属する全農から褒章として100万円とお米1トンを貰ったとニュースにあったが、彼女も好感を抱ける選手であり、今後の二人の活躍が楽し みで期待したいところ。今日はパラリンピックの選手が出発したというニュースもあったが、障害を体験してその心情を初めて理解することもあり、練習の努力 をされた選手の皆さんのご健闘を祈念して手を合わす。

 さて、高校野球の決勝が決まった。我が大阪の桐蔭高校の相手が春のセンバツと同じという事実にびっくりだが、後悔をしないような戦いを期待する。

 そんな甲子園球場の中継を観ていて初めて知ったことがあった。それは、バックスクリーンに出て来る文字表記。救急車を呼ばれる時は係りの者に知らせて欲しいというもので、携帯電話での直接電話はご遠慮くださいというものだった。

 どんな世界にも知らないことがいっぱいあるもの。人間死ぬまで勉強なんて言葉があるが、まさにその通りだと思う昨今である。

  そうそう、ご依頼を受けている「お別れの会」についての打ち合わせを数名の社員達と進めたが、その際に「自社が売っているものは何か?」と問い掛け、「決 して祭壇を売っているなんて思うな。我々葬儀社は、ご遺族と呼ばれることになったご家族に対し、その一員のようにお悲しみを共有出来るように努め、故人や ご遺族のお心残りがないように配慮し、ご不幸の中で少しでも不幸でないひとときをプレゼントするものだ」と結んでおいたが、果たして通じたのだろうかと 思っている。

 明日は、えにしに結ばれる方の関係から京都に出掛ける。「幸せ列車」のHPをご訪問の方ならご存知だろうが、「中村美律 子」と共演される大正琴を聴きに行くのである。何やらこの数日の天候が怪しいので心配しているが、ふと知った京都でのイベントにも興味を抱いて立ち寄りた いと考えている。

 それは、人気ドラマ「相棒」のプレミアム特集。あの「特命係」の部屋や主人公「杉下右京」の元妻が女将をしている割烹のセットも組まれているそうなので楽しみだ。

 今日の写真はそんなところから中村美律子さんと交流が深い歌手「華織」ちゃんが弊社で歌われたひとこまから。300名様を超えるお客様で大盛況だった出来事だった。
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