2012-08-17

時の流れに  NO 3017


 今日「金曜日」は「幸せ列車」のメールマガジン発信日。今日の内容は講演会場となったホテルに宿泊した際に立ち寄ったバーでの出来事。プロらしいバーテンダーの仕種に感心しながらつい言ってしまった余計なひとこと。それが意外な結末となった顛末だった。

 ニュースを見ながらシャープの厳しい現実に驚いた。誰がこんな日の到来を予測しただろうか。我が家にあるテレビ「亀山モデル」で吉永小百合さんがCMに登場されていたことを思い出してしまった。

 同級生の中にシャープで活躍した二人の存在がある。一人は液晶の開発に尽力した人物で天理の研究所におり、もう一人は製作部門で活躍して郡山の工場のトップとして席を置いていた。

 二人とも定年を迎えているが、まさかこんなことになるとは予想だにしなかっただろうと想像しながら、ふと年賀状を確認している。

  20年ほど前に行われた浜寺のホテルでの同窓会、前日に幹事から「校歌を歌いたいから伴奏をどうしようか?」と電話があり、急遽記憶にある旋律をハモンド オルガンで演奏して録音、当日に喜ばれたことを思い出したが、当日に音響機材も持参するところから車で行き、帰路に同情させてきた一人が後者の人物だっ た。

 彼は、五年生の時に転入し、私の隣席になったえにしがあるので憶えているが、当時では少なかった七三分けの坊ちゃん風で、その成績は抜群だった。

 みんな満年齢で65歳を超えている。それぞれがそれぞれの地で暮らしているだろうが、亡くなったという寂しい訃報も入って来る。久し振りに会っても病院の話や食後の薬が話題になるが、それでもあった瞬間に昔の時代に戻れるのが不思議である。

 ふとテレビを観たらゴルフの尾崎健夫さんと女優の坂口良子さんの結婚披露宴が流れていた。番組企画から安積アナウンサーが司会を担当していたが、冒頭から「また」という言葉が出てきたのでびっくり。これは結婚披露宴、葬儀の両方で基本的な禁句である。

 しばらくすると「次々に料理が」というコメントがあったが、「次々」など繰り返す言葉も禁句である。最近のアナウンサーは、こんな基本的なことも教えられていないのだろうかと疑問を抱いた。

  現地に派遣されてオリンピックの模様を伝えたタレントや有名人の酷評が多い。スポーツ番組で重用されている「松岡修三」さんは「騒がし過ぎる」と指摘され ていたし、朝の番組の顔の一人である小倉氏は「上から目線で発言する」と嫌われ、TBSの女性アナの評価だけが群を抜いていたようだった。

  画面のに映る光景を言葉で説明する必要はないし、さわやかに情景が情報として耳から入れば理想だが、TBSアナの場合、女子サッカーで日本とカナダ戦の時 「日本、カナダの両国の国旗は赤と白ですが、会場は赤と白で埋め尽くされています」とコメントしていたことなどが評価されたようだった。

 今日の写真は東京と大阪で開催した「お葬式フェア」の開会式。ふとしたことからプロデュースを担当することになり、オープニングでの挨拶やテープカット、また記念講演も担当する運びとなって大変だったが、今では懐かしい思い出である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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