2012-07-13

九州のこと  NO 2985


 今日「金曜日」は「幸せ列車」のメールマガジン送信日。サービスをテーマとする第2号は一流ホテルでスタッフ向けに講演をした際の出来事だが、変なオジサンがホテルマン達に何を話したかにご興味があれば、是非「幸せ列車」のトップページからどうぞ。

 そうそう、葬儀をテーマとしていた春の特集22号までを、まとめて送信される企画も行われていることも併せてしたためておこう。

 九州は想像を絶する記録的な豪雨だったみたいで、阿蘇近辺で宿泊したことのある赤水のホテルも大変だったが、内牧温泉でも1メートルぐらいの水害があったというニュースに驚き、多くの被害者の皆さんに手を合わせた。

 熊本や大分県には交流のある人達が多く、朝から次々に電話で安否確認。幸いにして被害に遭遇していなかったようで安堵したが、避難を余儀なくされている人達のことを慮ると<これ以上降らないでくれ>と祈るしかない思い。

 人間社会の政治混乱や「いじめ」という愚かな事件に腹立たしい思いを抱くが、関係者それぞれが保身的な行動発言をしている現実に憂いを感じてしまうし、そんな中で発生した自然の猛威に畏怖の念を抱く人も多いと想像する。

 大分県竹田市の被害も甚大だそうだが、「やまなみ」ハイウェイを通らずに国道57号線を何度か走ったこともあり、あの「荒城の月」で知られる偉大な作曲家「滝廉太郎」さんにゆかり深いところなので印象に残っている。

 フォークソングが流行していた頃、赤い風船が歌って大ヒットした「竹田の子守唄」という名曲があるが、この竹田は大分県ではない。

「や まなみ」で思い出したのが、九州に在住する友人が主催したゴルフコンペに参加した時のこと。前日の遅くに熊本に着き、早朝に車に同乗させて貰って行ったゴ ルフ場に「山なみ」の名称が付いていたのだが、コースの途中で隣接する場所がオウム真理教で知られた「波野村」だった。

 次の日の予定があり、その日の内に帰阪しなければならず、タクシーで宮地駅まで行き、そこから特急「あそ」で別府まで2時間ぐらい要した思い出もあるが、その途中に竹田駅もあった。

 別府から特急「にちりん」に乗り換え、1時間半ぐらいで小倉駅に着き、そこから新幹線で大阪へ戻った行程だったが、今では絶対に無理なスケジュールであった。

 特急「あそ」は、九州新幹線が鹿児島と新八代間で部分開通した際、熊本と人吉を結んでいた急行「くまがわ」と系統統合され、「九州横断特急」として名称変更をされている。

  昨号で触れたお通夜に行ってきた。宗教的言葉で言うなら「みたまうつし」の式となるのだが、斎主さんの「うつしの詞」が始まる前に祭室の照明を落として 真っ暗にしなければならず、知らない弔問者の方々の中には動揺される姿も考えられるので、開式前にアナウンス説明しておくことも必要である。

 斎主、副斎主さんの他に斎員さんが二人、4名の皆さんが厳かなご神事を担当くださっていたが、献餞の儀もあったのでご丁寧な式次第になっていた。

夕方、かなり強い雨が降り出したが、定刻前に小雨になったのでホッとしながら式場に入り、メモリアルボードの故人のお写真を拝見した。

 昔から上品で美人として知られた女性。喪主を務められるご主人からご挨拶を頂戴して恐縮したが、明日の葬儀当日に雨が降らないようにと手を合わす。
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