2012-06-25

「・・・」  NO 2966


 午前中に行われた葬儀に参列、入り口付近にいると「お久し振り」とお声を掛けてくださった女性がおられた。彼女は小泉内閣時代に閣僚としてご活躍された議員さんの奥様で、過去に主催された女性の会で講演を依頼されたこともあるので懐かしい。

「頑張ってね!」と握手をして励ましてくださったので恐縮したが、お元気なご表情に安堵申し上げた。

 会葬者が多く、お立ちいただいた方には申し訳なかったが、そんな私も腰痛を感じ始めて大変だった。

 沖縄では梅雨明けとなったのに、九州地方で大雨のニュース。親戚や友人達の地元でも大変な様子。まだまだ降るという予報なので心配している。

 さて、何度も紹介している「幸せ列車」のコラムだが、いよいよ「かめかむか」さんの執筆内容に驚嘆の域。連日の更新なのでお身体ご自愛くださいと手を合わす。

 そんなコラムの中に99歳になられたある人物のお言葉があり、拝読したら心の扉を開けてくださり、やはり「年の功」という重い言葉が生きている思いがした。

 トップページにボタンがある「兵法」の内容にも学ぶことが多く、更新されたらすぐに開かせていただいているが、誰にも参考になる実に興味深い解説である。

 スタッフ達が走り回っている。ミスのないよう、そして事故のないよう安全運転をと願って手を合わす。

 この「独り言」には司会者の皆さんの訪問が多いので、ちょっと司会について書いておこう。結構多いのが「禁句」とされる言葉をつい言ってしまうということ。「再び」「また」
「引き続き」なんて言葉に気を付けたいし、挨拶や謝辞の代行にあって「喪主に成り代わりまして」なんて発言は絶対に僭越過ぎ。単なる司会者が喪主さんに成り代われる立場ではないことを知っておきたいものである。

 メモリアルボードに掲げるお写真だが、そこで重視したいのはさりげなく説明を申し上げるコメントだが、そこで「敬語」の使い方に神経を遣わなくては恥を晒すことになる。

 私がよく指導するのはご覧になられる方々にお考えいただくこと。そこで説明の文字を終了する前に「・・・」で結んでおくというテクニックだが、如何に短い言葉で広く伝えるかが重要な問題。そこにコピーライター的プロの発想も求められるのである。

 司会を生業とする人達は敬語に神経を遣っている常識がある。時に丁寧語が重なるケースもあるが、葬儀というものは非日常的なことでもあり、おかしな日本語でも逆に海容されることもあるのが面白い事実。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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