2012-06-10

音響  NO 2951


 古賀メロディのヒットナンバーで「村田秀雄」さんが歌って大ヒットした「人生劇場」だが、そのイントロの部分に大正琴の音色が聞こえて来るのが印象的だ。

「幸せ列車」のページでそんな大正琴のページにリンクされているのが「友絃流」の「植山繁子」さんの世界で、彼女はかなり著名な人物である。

 彼女は歌手の「中村美律子」さんとの交流が深いようで、何度もご一緒にステージを勤められていることを知った。

 そんなお二人が「古都に響く演歌と大正琴」という企画で、下記要項でコラボレーションされると案内されていた。

日 時  平成24年8月23日 12:30と17:00の2回公演
 会 場  京都コンサートホール大ホール
 入場料  5000円
 申込み  友絃流まで・・幸せ列車のトップページに案内されています

 私は彼女と会ったことはないが、ネットの中で演奏をされている音色は何度か耳にし、こんな演奏法がと感嘆していた事実もあり、夫婦で京都まで行ってみようかと話し合っている。

 病気になってしまったことから、ギターやピアノを弾くことが出来なくなったが、音楽に耳を傾けることは昔から大好きで、現在もずっと続いている。

  昔はよく演奏を聴くのにフェスティバルホールやシンフォニーホールへ運んだものである。「フランク・プールセル」グランドオーケストラ、「レイモン・ル フェーブル」グランドオーケストラ、「ポール・モーリア」グランドオーケストラなどに何度か行ったが、ジョン・ウイリアムスが率いるオーケストラの演奏が 印象に残っており、「ヘンリーマンシーニ」の曲が秀逸にアレンジされていたと記憶している。

 フェスティバルホール、シンフォニーホール、そのどちらでもマイクを担当したことがあるが、さすがに素晴らしい音響だったので喋りやすく、弊社の本館に高質な音響システムをセッティングしたのはそんな体験からでもあった。

 前にも書いたが、我が業界は音響システムを真剣に考えていない人達が大半。高額な費用を掛けたシステムがあっても微調整まで考えることはなく、本当に勿体ないと思ったことが何度もあった。

 本館でコンサートを何度も開催したことがあるが、演奏されたミュージシャンの方が驚かれていたし、地域の方々のカラオケ大会で歌われた方には「気持ちよかった」とうお言葉を頂戴した。

  オープンリールから8トラックへと進化したテープの世界、次にカセットテープが登場して今ではCDが当たり前の時代。それに平行してカラオケのシステムも 進化したようで、音質が悪ければお客さんが来ないという現実を迎え、それだけ皆さんの耳が肥えたということになろうが、ならば葬儀の式場で「ここの音響は ひどいな」と思われないように対処するのは当然ではないだろうか。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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