2012-02-06

寂しいですね  NO 2834


 前々号で書いた「幸せ列車」のコラムの作者「カメカムカ」さんだが、訪問して気付いたら平仮名の「かめかむか」さんだったのでお詫びして訂正を。

 さて、弊社の式場「シーン西館」の近くにある喫茶店が、昨日を以って閉店された。3姉妹が20数年に亘って営業されてきた歴史があるが、社員達ともよく利用したこともあるので寂しい限り。独特のコーヒーカップを思い出としていつまでも忘れることはないだろう。

 昨年の夏には友人夫婦が30数年頑張ってきた喫茶レストランを閉業し、故郷である熊本県へ帰って行ったが、マスターは私のゴルフの師匠として存在していた人物でもあり、弊店前日に行われた感謝の記念会にも大勢の参加があり、多くの人達に惜しまれての弊店だった。

 マスター夫婦とは、記念にということで伊勢神宮へ参拝し、鳥羽に宿泊した思い出もあるが、チェックアウトの際に支払ってきた金額の中に「あれっ!?」という項目があった。

 宿泊当日、奇しくも奥様が誕生日であることを知り、フロントにシャンパンを依頼したら「残念ですがございません」と言われ、それならワインをと頼んだのだが、夕食の部屋に行ってみるとシャンパンがセッティングされ、担当者が「ございました」と対応してくれた。

「あ れ!?」と思ったのは、帰宅してから明細書を何気なく見たからだが、そこには全く手を付けた覚えのないワインも記載されており、確認の電話を入れたら「調 べてみます」と進展し、しばらくしたら電話があり「当方のミスで申し訳ございません」と謝罪され、数日後に現金書留で返金されてきた。

 昨秋、鹿児島へ出掛けた際、そんなご夫婦と熊本で会おうと考えていたら、夕食時に会社から電話があり、私の幼馴染みのお姉さんがご逝去されたとのこと。そこで予定を変更して帰阪を余儀なくされた経緯もあった。

 その幼馴染みの女性も喫茶店のママさんだが、彼女の結婚披露宴の時、主賓であった京都の著名なお寺様が事故渋滞に巻き込まれて到着されず、彼女から急遽ピンチヒッターを頼まれた出来事も懐かしいところだ。

  今日の結びは司会者に関すること。現役から離れたところから参列者の中にいる環境が増えたが、そこで耳にする会話に面白いのがあった。弊社の女性司会者が 進行していた葬儀だが、後方の席におられた方が「この司会者、うまいな。プロみたいだ」と言っている。思わず「プロです」と突っ込みを入れたくなった私だ が、葬儀の司会をアマが担当されていることなんて想像も出来ない思いがした瞬間でもあった。

 私のフォローをしてくれている彼女だが、私 の現役時代を体感されている方々からは「さすがにいい人を」なんてお言葉を聞くので嬉しく、初めて知られた方々にはやはり衝撃みたいで、ご親戚の方から 「さすがに高級だ。司会者も違う」言われたこともあり、それらは私の現役時代と同じ表現なので喜んでいる。
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