2013-03-07

感謝の合掌  NO 3213


  今日3月7日は私がこの世に生を享けた日。満66歳になったのだが、グーグルのページを開けたら、いつも「Gооgle」の文字が表記される部分にケーキ の絵が並んでおり、「?」を抱いてカーソルを添えたら、「お誕生日おめでとうございます」というメッセージが出て来たのでびっくり。考えてみればメール登 録の際に打ち込んだ誕生日で自動的に送信されるシステムのようだが、嬉しい思いと同時に何でもかんでも監視されているような感も抱いた。

 ネットのニュースの中に巧妙なスキミング犯罪のことがあり、その手口の高度な事実を知って衝撃を受けた。

  昔、あるゴルフ場で、貴重品を収納するロッカーが荒らされる事件が発生し、そのゴルフ場のメンバーと従業員の共犯で暗証番号をカメラで盗聴していたことが あったが、今回ネットで紹介されていたのは銀行のATMに似せたものをセッティングし、カードの差し入れ口にスキミング可能な仕掛けをしてあるというもの で、誰もそれを見抜けないという代物だったので話題になっていた。

 随分昔からややこしい店ではクレジットカードを使用するなと言われて 来たが、少し離れた場所からパソコンでスキミングしている犯罪組織が紹介されていて驚いたことがあるし、ネットを通じての買い物でもカードの情報や暗証番 号を盗まれてしまう危険性があり、私はネットでのカード決済はしないことにしている。

 新幹線や航空券にしても予約のためのパソコンを使用するが、決済は手間でもコンビニなどで支払うようにしてきたので頑固である。

 さて、そんなつまらないことを列記しているだけの「独り言」だが、私の病後のことを心配するところから様子の確認に覗いてくれている友人から、びっくりすることを聞いた。

  この「独り言」は全国に点在する塾生達が発信するブログの中で紹介されることもあり、そんなところからご笑覧くださるケースも少なくないようで、ヤフーや グーグルで検索してみると「コラム 司会者」「司会者 コラム」「独り言 大阪」「大阪 独り言」「葬儀 独り言」「葬式 独り言」「葬祭 独り言」「コ ラム 大阪」「大阪 コラム」などでトップページに出て来ることを教えられ、信じられないと思って確認したら本当にトップに出て来たので驚いた。

日 課として訪問している「幸せ列車」のコラムを担当されている「かめかむか」さんみたいな高レベルな内容は無理だが、「書く」ことは恥を「掻く」ことと、生 かされた「証し」としてしたためてきた10年余り、目が見え、指が動く限りは続けるつもりで、この世を出立する瞬間まで自身へ課した責務と考えている。

 孫達が成長し、祖父が「被害者になるな」「加害者になるな」という思いを常に抱きながら人生を過ごしていたと知ってくれたら嬉しいことだし、「命の伝達」としての遺産となったらとの思いも託している。

 ブログというものが登場してから久しいが、その数年前から始めたこの「独り言」は、アナログ人間である私に大きな変化を与えてくれたものでもあり、この「ご仏縁」から人生の何よりの宝である素晴らしい人達との出会いがあったことに手を合わせている。

  月日が流れ、歴史から学ぶことが山ほどあるのに、人間はいよいよ愚かになりつつあるようだ。地球上を「この世」と考えるなら「空気」と「水」ぐらいは後世 に伝え残さなければならないのに、取り返しのつかないぐらい環境を汚し、つまらない争いを繰り返し軍事関連に膨大な予算を費やしている。その影響で疲弊し ているどれだけの人々が救えるかを考えると、独裁的な国家体制の恐ろしさが見えて来る。

 数年前に、この独り言で「中国の経済は崩壊する」と断言していたが、現在が表面的にバブル状態に見えるが、内部は完全に崩壊しており、水質汚染や大気汚染はその証しとも言えるだろう。

  危険な数値を公表しない国家体制もあるが、そんな中国国内で「癌症村」と呼ばれる地域が200ヵ所以上も存在する事実に衝撃を受けた。汚染の改善に協力を 申し出た日本の行為を受け入れる姿勢もなく、今も反日のプロパガンダのシナリオを続けている裏側には、国民の内部批判を日本へ向けようとする抑制作戦が見 え見えで、こんな低次元なシナリオに流されるかの国の民度に疑問と同時に同情を抱く最近である。

 会社のスタッフ一同から誕生日プレゼン トが届き手を合わせている。夜は友人の割烹で食事でもと考えていたのだが、彼のお兄さんのお通夜となってしまったので参列し、マイクを手にしてひとこと 語ってきた。彼のお母さんの葬儀は私の人生観を大きく変化させてくださった。ナレーションの取材で知ったのがお母さんが毎日仰っていたお言葉。「神様、仏 様、今日も目覚めさせていただいて有り難うございます」という感謝の事実だった。

 ある仏教宗派のご本山でお通夜と葬儀が行われたが、その時から就寝前の一日に対する感謝、そして朝に目覚めた時に手を合わすようになった。誕生日は母に感謝する日という言葉があるが、改めてあのお母さんにも感謝の合掌を申し上げる。

 お通夜から帰ると、3人の孫から「おめでとう」との電話があったが、ブログの中で触れていただいた方々、そしてメールをくださった方々にも心から手を合わせます。
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