2013-02-18

冷たい雨の日  NO 3200


 数日前、生野本通商店街を歩いていると、あちこちの中央部に「ペンキ塗り立て」という衝立風看板が置かれてあった。

それから数日後、ペンキが渇いた真っ白な表面に数字が書かれ、それが50メートル毎に存在していることを知った。数字の前に「Wと「E」の表記があり、「W」とは西のことで源ヶ橋からの距離。「E」は東のことで東に抜けたバス通りの信号からのものだった。

 弊社の式場である「西館」は商店街から疎開道路の信号を左に曲がって20メートルなのですぐだが、源ヶ橋からどのぐらいだと興味を憶えて確認したら、疎開道路の手前に「W295」「E705」と表記されていた。

 大阪で長い商店街として有名なのは「天満の天神さん」で知られる天神橋筋商店街だが、我が生野区の生野本通り商店街も結構長く、1キロあるということを知った。

  西の源ヶ橋から疎開道路までが「生野本通り」、そこから東へ「生野本通り中央商店街」「センター街」「ベルロード」「神輿通りと別名のある銀座商店街」と つながっているが、東に抜ければ弊社の本館まで300メートル弱となる。故に「西館」から「本館」まの距離が1キロ足らずということが判明した。

 因みに歩測で確認してみたら、50メートルで70歩だった。前は80センチだったので歩幅が狭くなったことを実感した。

  登録文化財として銭湯マニアに垂涎の存在になっている「源ヶ橋温泉」は、ちょうど源ヶ橋から200メートルの表記を右に入ったら突き当りに正面玄関が見え る。ここと近くの南生野温泉は私がお世話になっているところ。ひょっとしたら銭湯巡りをされる方々と偶然に会っているかもしれない。

 こ れまでの経験だが、腰痛には電気風呂が何よりである。「絶対に入らない」と宣言していたのにゴルフで腰を痛めて仕方なく浸かり、「あんな心地よいものはな い。食わず嫌いだった」と考え方を急変した友人もいるが、冷え込みの厳しい時期、銭湯とは極楽の世界であり、弊社の西館をご利用下さるお客様には「銭湯 セット」を準備、両方の銭湯へ出掛けられる方も少なくないようで、銭湯で故人の思い出話に花が咲くのは良い供養につながると思っている。

  テレビの深夜のニュースで韓国での火災を報じていた。骨董で知られる地域だそうだが、ガス漏れから爆発火災となっていたみたいだ。不幸や災難はいつどこで 出遭うかもしれないもの。過日のグアムの事件、ロシアの隕石落下、九州でのバスの追突事故や転落事故もあった。街や地下街を歩いていてガス爆発に遭遇する 危険もあると考えれば、今日あることは本当に幸運だとなるだろう。

 忘れられない出来事もある。昭和43年11月2に発生した有馬の旅館の大火災だが、30人の被害者の中で二組の新婚旅行があり、その内の一組が他府県に在住していた私の親戚だったからだ。

 そんなこともあり、出張や旅行で宿泊する際にはホテルや旅館を厳選しているし、非常口の確認を忘れることは絶対にない。

 今日は一日ずっと雨だった。そんな中で遠方のお寺様でお葬式が行われていた。山門からご本堂までが離れており、ご会葬をされた方々も大変だったと想像する。

  結びに、日課で訪問している「幸せ列車」のHP、「かめかむか」さんのコラムが相変わらず秀逸。モスクワへ出掛けた麻生財務大臣のギャング・ファッション に名画「カサブランカ」のハンフリー・ボカードを彷彿させるような演出性が感じられ、それが外国メディアの反応に見事に嵌ったとご指摘されていたし、ス キージャンプで総合優勝を果たした16歳の高梨選手のことを称え、「おめでとう」と書かれていた。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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