2012-09-28

逸れて欲しいが  NO 3059 


  今日「金曜日」は「幸せ列車」のメールマガジン送信日。タイトルは「後ろ姿」で、航空会社のスタッフ教育係を招いて美しい仕草や立ち姿のありかたを学んだ が、何かが足りないと気付いた葬儀社のトップが招聘したのは同業者。それが何だったかを瞬時に体験した出来事だったが、葬儀という仕事にあって重視される のは「礼節」であり、それらは「後ろ姿」が物語っていると言えるだろう。

 昨号で触れた台風17号が日本列島を縦断しそうで、30日の午後3時頃には四国沖と予想されているので、その頃から夜に掛けて我が大阪も暴風域に巻き込まれる恐れが高まった。

  強風で恐ろしいのはガラスが割れること。風圧や飛んで来た物で破損することもあるだろうが、そこから吹き込む風の恐ろしさは半端じゃなく、アメリカのフロ リダで大被害を及ぼした大型ハリケーンが、ホテルやマンションのガラスを軒並み破損させていたニュース映像を目にして衝撃を受けた。

 石垣島界隈では最大瞬間風速が50メートル以上を記録したというニュースもあったが、太平洋高気圧と偏西風の合間を縫うように針路変更をした17号。ややこしい尖閣の海上問題を一時的に抑止してくれるが、ずっとあの辺りに停滞していたらと思ってしまう。

 過日の自民党総裁選が終わった後、小泉進次郎議員のインタビュー対応が話題になっていた。当意即妙的と言うのだろうか、プロ野球のCSや大相撲の日馬富士のことを織り交ぜ、高い評価を受けていた。

  今日のネット内のニュースを読んだら、民主党について触れる興味深い内容があった。去就が注目される前原議員が最も中国に嫌われる議員という指摘もあった し、代表選に立候補して落選した原口議員のニックネームが「ラグビーボール」で、何処に転がるか分からないからと揶揄されていた。

 原口議員の地元と言えば佐賀県だが、彼が総務大臣時代に進められた「地デジ」対策にあって、13億円の補助金がうまく活用出来ていないとの問題が表面化、、期限付で返還を求めるというような事象に発展していた。

 党内で「目立つな」「テレビで余計なことを喋るな」と指摘されていたようだが、目立ちたい性格は変わらないのが世の常。前にも書いたが、そもそも立候補した自体が勘違いも甚だしいと伝えたいが、前回に立候補した大阪の樽床議員との違いはどこにあるのだろうかと考えたい。

  辞めますと言い切って復帰してきたのが歌手の「都はるみ」さんと鳩山元総理だが、次回の衆院選では間違いなく落選するだろうと予想されている。本人は「宇 宙人」なんて発言をされていて話題を呼んだが、奥様が篤く信奉されていた人物が今は亡き「サイババ」氏で、掌から黄色い砂を出して病気を治癒するという有 名な存在だった。

「そんなこと有り得ない」「マジックで種がある筈」と疑問視される方もあろうが、信仰や宗教は自由なので他人を否定することはしたくない。全ては常識の範囲内で判断すればと申し上げるだけである。

  年内の解散があって選挙になったら、民主党の惨敗が想像以上という詳論家の意見が多い。代わって「維新の会」が予想以上に躍進するとも言われているが、最 近は急にトーンダウンの傾向。今後も余り伸びないというのが私の予想。それは、3年前に政権が変わった際に国民が期待したことが見事に裏切られたから。社 会には「もう二の舞はご免だ」との心情が強いようだし、個人商店がいきなり株式会社になって上場をぶち上げたらどうなるだろうと考えてしまう。

あれだけ騒がれていた小沢氏も全く目立たなくなった。政治の世界の急変は我々の想像する以上に厳しいのかもしれない。

  野田総理が「輿石氏」を温存させたのは最悪という意見が強い。参議院のことを考えるところから仕方なかったのかもしれないが、もっとクリーンな人選をしな ければ間違いなく票が減るだろう。何事もプロデュースが重要だが、プロデューサーの仕事で最も大切なことはキャスティングであり、ここで妥協するようでは 失敗のシナリオを歩むことになると断言する。

 今日の写真は、社葬セミナーのひとこまだが、この参加者の方がご逝去された際、遺言で私の司会で送られたいとのことから、告別献花式をホテルで担当させていただいたのが数社あったので忘れられない思い出である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net