2012-09-14

異常気象の中  NO 3045


 午後、いきなりの雷鳴にびっくり。続いて猛烈な雷雨の時間が続いたが、式場にいたスタッフ達もかなり驚いていたようだ。

 また猛烈な台風が沖縄に接近中。「900ヘクトパスカル」で最大瞬間風速が80メートルという予報に恐怖が走る。どうか勢力を弱めてくれ、コースを変更してくれと願っているが、例年とは異なるレベルが多いのが気に掛かる。

  今日「金曜日」は、「幸せ列車」のメールマガジン送信日。今日の内容は、飛び込みで来社した仏壇店のセールスマンとのやりとりから進展した後日の講演依 頼。仏壇は宗教者による「法儀」が行われるまでは「物」だが、購入される側の心境を学びなさいと教えたことからの出来事だった。

 アポな しで様々な業種のセールスマンが来社するが、出来るだけ彼らに付き合ってきた歴史がある。それは、彼らの苦労話から学ぶことも少なくないからで、ある社員 から「あちこちから講師を依頼される立場なのに、貴重な話と時間をプレゼントされるなんて」と訝られたことがあったが、そんな小さな考え方では人の上には 立てないよと説教したことも懐かしいところだ。

 さて、民主党、自民党と選挙モード一色という状況。安倍元総理の出馬表明もありいよいよ 混沌としてきたが、そんな中、石原氏の軽はずみな発言が物議を醸している。生活保護のついての発言の中で「2チャンネル」的な言葉で表現したり、福島第一 原発を「サティアン」と言ってしまった失言が話題となり、麻生元総理からも「下克上」というような批判の発言が出ていた。

 彼の一連の発言の中で気になったのは、地方講演で「谷垣総裁のために政治をしてきたのではない」と言い切ったことと、ニュースステーションの中で「尊厳死」について触れたことだった。

  それは、これから総理になろうという立場で軽々しく発言する問題ではなく、何と軽い人物だと改めて感じたが、「尖閣諸島に中国は攻めて来ません。誰も住ん でいないのですから」と言い切っていたバカ発言に唖然。とても総理にしてはいけない人物だと再認識したし、こんな状況だから「維新の会」に話題が集まると 考えてしまう。

 その「維新の会」だが、結党パーティーは政治資金を集める目的だったが、30分近くも独演会をしていた橋下市長の演説 は、芸能人ではなく、完全な「芸人」であったように感じられ、彼からバカ呼ばわりされていたマスメディアやコメンテーターの中には「アジ」と捉えていたと ころもあった。

 知事選挙の時代には「皆様方」と発言していた彼だが、今回の演説では「みなさん」が32回も出てきたそうだ。私は「皆様 方」という言葉遣いが大嫌いだが、彼の言葉遣いで最も気になっているのは「わたし」ではなく「ぼく」と。言っていることだ。少なくとも党首となるのなら、 そんな子供っぽい言葉表現は変えるべきと伝えたい。

 選挙の戦いの背景には誹謗中傷やスキャンダルが飛び交うそうで、演説の結びに新地の 愛人問題を受けを狙うように持ち出したのも彼らしいシナリオだったが、スキャンダルといえば、今週号の週刊文春で叩かれた東国原氏の話題も酷く、かつて中 田元横浜市長も激しい攻撃を受けた過去があり、それに対抗するように著書を発刊されたことも知られる話である。

 夕方のニュース番組に東国原氏がコメンテーターとして出演され、石原幹事長の失言について厳しい指摘をされていたが、すぐに維新の会に関して「我々は」と発言してしまい「失言です」と取り消された出来事はさすがにお笑い芸人さんだと思った。

  その中で話題になっていたのが民主党の候補者である「原口」氏のこと。東京での会見では「維新の会」は本来民主党の中にある筈なのに、こんな結果になった ところから反省しなければと協調するような発言だったのに、大阪ではコロッと変わって「反維新の会」の姿勢を出されていた。これも彼らしい身の軽さを物 語っているように感じた。

そんな「維新の会」の立候補者の公募が始まったというニュースがあった。第一次という「冠」に複雑な事情を感じる。前回の選挙で落選された人達にとっては格好の機会到来となるだろうが、「橋下チルドレン」「橋下ベビー」と揶揄されるような人達が少ないことを願っている。

 結びは見事なオヤジギャグに目が留まった。日本ハムの2軍で打たれ続けている斎藤投手のことを「ハンカチ王子」ならぬ「半価値王子」と表記していたので驚いた。

 今日の写真は、大規模な社葬本葬儀のご焼香の始まる前のひとこま。3000人を超す会葬者を対応するのは大変だが、お天気の恵まれたことは幸運であった。
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