2012-04-04

嵐が過ぎて  NO 2891


 火曜日、吹き荒れた春の嵐は猛烈で、昨日だけで3人の死者と300名を超える負傷者の事実が報じられていた。

 前日に気象庁からの異例の記者会見が行われていたが、風速40メートル以上を記録したところもあり、まさに台風並みだったとなるだろう。

 我が大阪は、午後2時まで嵐の前の静けさという状況だった。空が徐々に暗くなり、2時を過ぎた頃から急に強風が吹き始め、それからは何度か体験した台風みたいな状態となった。

 急い2階と3階のシャッター雨戸を閉めたが、もっと早くに対応するべきだったと後悔するほどだった。

  真向かいの医院の駐車場にあったスタッフさんの車だが、どこからから飛んできた板みたいなものが当たり、後席のガラスが割れて驚いたが、薬を貰いに行った 帰路、自宅前で向かいの家の自転車が吹き飛ばされて来て、危うく難を逃れたからよかったものの、災難とはいつどこで襲って来るか分からないことを再認識、 外に出ないようにじっとしていた。

 傘が全く役に立たない映像がニュースに多い。交通機関が運休する可能性が高く、早退を勧める企業も多かったそうだが、大阪環状線、大和路線から新幹線まで運転を見合わせているニュースがただ事ではない事実を物語っていた。

 何度か利用したことのある瀬戸大橋の上で、快速「マリンライナー」が停止してしまい、14分で通過可能なところを7時間40分も要したと言うのだからお気の毒な話、やっと到着した乗客たちが強風で揺れた恐怖体験を語っていたが、私だったら間違いなく怯えていただろう。

 関西国際空港を結ぶ橋も、強風が吹けば通行不可となり、JR、南海共に風の治まりを待つことも多いが、距離は長いし高さも上回る瀬戸大橋がなぜ?と、そのマニュアルがどうなっていたのだろうかと疑問を覚えた。

 飛行機や定期航路の船舶の欠航も多かったが、冠婚葬祭で移動される方々や身内の見舞いが出来なかった方々もおられただろうと推察しながら、いやはや自然とは時にどうにもならない試練の体験を与えてくれるものであると考えていた。

 もうすぐ、新学期を迎える。孫達も中学校と小学校へ入学となる。聞いてみると、両者が午前と午後と配慮されているそうで、それなら見学に行ってみようかとも考え中だが、併行して難儀な問題もあるので思案している。

  昨日、医院へ行ったら「体重は減りましたか?」と質問され、「逆に増えました」と申し上げたら笑われたが、パソコンを開かれて「次回に血液検査の採血を」 と言われた。こんなトトロ体型で検査をすれば、想像もしなかった数値が出るかもしれないが、前回の検査は随分と前のこと。そこでやらなければと覚悟してい る。

 さて、いつも訪問している「幸せ列車」のHPだが、トップページの背景写真がいつも変わっている。管理人さんが、こんな題材をどこ から見つけてこられるのだろうかと興味を抱いているが、内容のある「かめかむか」さんのコラムなどの日々更新には、ファンの一人として楽しみでならない世 界ともなっている。
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