2002-07-11
札幌 無事に到着 NO 131
早朝に起きテレビのニュースを見ていると、始発からの東海道新幹線が止まっているとのこと。これは大変と、取り急ぎ伊丹空港へと向かい、午後の関空からの飛行機をキャンセルし、札幌行きの便に何とか搭乗することが出来た。
驚いたことに、11日正午の集合なのに、九州、関西、東海、東京のメンバー達の多くが揃って札幌入りをしており、研修会に対する熱い情熱を改めて知ることになり、居酒屋で再会の喜びのひとときを過ごし、今、ホテルの部屋に入ったところである。
今日の午後は、開催会場でリハーサルや打ち合わせを行なったが、さすがにプロらしい演出や企画が組み込まれており、明日の研修会が有意義に過ごされるという確信を得て、ほっとしている。
葬儀の仕事に従事する者は、自身の親を送る喪主になって初めて一人前と言われている。これらは「体験に勝ることはなし」ということだろうが、今日の機内で、そんな思いに似た体験をすることがあった。
私の席と通路越しに隣り合った若い女性が、1歳ぐらいの赤ちゃんを伴われていた。
この赤ちゃんがグズられ、客室スタッフ達が次々にあやしてくれたが、簡単に治まる状況ではなかった。
周りで迷惑そうな顔をされていた人も少なくなかったが、私は、自身の孫の存在と娘のことを思い出し、何の苦痛も感じない自分に驚いた。
悲しいこと、大変なこと、そんな体験は人をやさしくさせることになるようで、私に孫の存在がなければ苦痛組の一人になっていたかも知れない。
今、時計を見ると午前0時を少し回ってしまい、この発信の日付が変わってしまった。
11日に与えられた私の時間、その講義がうまく進められるように、これからシナリオの細かい時間計算をやらなければならない。
ご訪問をいただいた皆様には恐縮ですが、今日から2日間、この独り言の内容がおざなりになりますが、なにとぞご海容くださいませ。
11日に札幌に集合されてくるメンバー達の飛行機の欠航がないように祈り、今からシナリオ構成に取り組みます。
ご訪問、有り難うございました。心から感謝を申し上げます。