2015-07-21

服装のマナー  NO 4256

紀勢線 奇岩テレビの番組で「何でも鑑定団」というのがある。司会者が今の今田君にバトンタッチされてから随分経つが、ある日オープニングを観ていたびっくりしたことがあった。

今田君がジーンズ姿なのだが、あちこちに穴が空いていてヨレヨレ。これもファッションの一つということは理解しているが、テレビで司会というポジションでは最低限度のマナーがあるのではと思うことになった。

テレビ局のスタッフや石坂浩二さんも指摘されなかったのだろうかと疑問を抱いた。

前にも書いたことだが、カンタス航空のラウンジ「カンタスクラブ」でドレスコードを定めて話題になっていたが、服装は人格という言葉もあるので気を付けたい。 

ゴルフ場でも暑い時期でも上着着用を定めているところも多いし、スニーカーを履いて行くと指摘されるところもあるので要注意である。

カンタス航空のカンタスクラブでは半ズボンを禁止する決定を発表していたがが、ゴルフ場でラウンドする場合に半ズボンの時は長いソックスを着装するのがマナーとなっている。

今月の初めにイギリスで開催されていたテニスのウインブルドン大会で、ある有名なスポーツ選手が招待されⅤIP席に行こうとした時、余りにも奇抜な服装ということから入場を拒否されて話題を読んでいた。

さて、長い間葬儀という仕事に従事して来たが、スリーピースの略礼服を着用する際、ずっと拘って来たことがある。それは白のカッターシャツの袖をWカフスにしていたことだが、これは正式なマナーからすると反することになり、シングルの方が正しいという説もある。

しかし、日常と異なることをするのが葬儀の慣習としては多くあり、そのWカフスに拘ってもよいのでは、そんな考えで行動していたこともあった。

男性の正装はタキシードだが、着用する時はエナメルの靴を履くのがマナー。それはダンスをする女性パートナーのスカートの裾を靴墨で汚さない目的があるからというのは常識だが、ボタンやカフスも黒というのがマナーのようだ。

大規模な祝賀会や式典の司会を担当することも多かったので、随分昔に友人がやっていあ紳士服店でタキシードを誂えたことがあるが、その時に必需品だったカッターシャツ、カフスボタン、胸の3点ボタン、蝶ネクタイも揃えて貰ったが、この胸の3点ボタンについては忘れられない思い出がある。

友人が開いていたカッターシャツ専門店でタキシード用のシャツを注文した。それは、前から持っていた胸の3点ボタンを留めるのが大変な苦労が強いられていたからで、シャツを変えれば解決と思って依頼したものだった。

2000年の大規模な式典だった。会場のホテルの控室で着替えたら大変な事実に気付いたのである。3点ボタンの穴が存在しないからで、顔馴染みの支配人に女性のホテルマンを連れて来て貰い、彼女に剃刀で細い線を入れて貰って対処したからだった。

今日の写真は「特急くろしお」の車内から撮影した南紀の奇岩を。
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