2003-06-17

再燃の心を抱き   NO 460

体調を崩して、10数年ぶりに2日間の完全休養を過ごした。

 お世話になっているクリニックに行き、医師の診断を受ける。今月初めに行った血液検査の結果も伺うことになったが、微熱には何かの原因があるかも知れないと新しい検査を受けてきた。

 「もう、若くないですよ。この検査結果をご覧なさい」

 そう言われて拝見した検査のグラフ結果。そこには如実に数字が物語る私の初老の状況が書き込まれてあった。

 「少し仕事から離れなさい」「運動をしなさい」「歩いていますか?」「ストレスを少なくされることが大切です」

 そんなアドバイスを頂戴したが、先日に担当した100歳の方の葬儀のことを思い出すと、自身の情けない現実に歯痒い思いが生じ、それらが逆にストレスになっていしまうよで困っている。

 私は、若い頃から様々なスポーツに挑戦してきた。それぞれの競技にも出場し、よくぞここまでという成績を残した歴史がある。

 それらは何事にも理論を学ぶことから始め、そのプロセスにプラス思考を絡め、人が1年を要することを3ヶ月ぐらいでクリアするタイプであった。

 司会の技術は「秘策」という独自のカリキュラムを構築し、一般の司会者では出せない音声オクターブや発声練習に苦労をしたが、今、それらの後継を託するスタッフに与えなければならない状況を迎えている。

 指導を行う時間は、また、自身を再度磨くことにもつながるが、そんな中で、年齢と経験の成す「重厚」の味がまだまだ上達できるということに気付いている。

 今から2年間、磨きに磨きを掛け、50歳代の最後で司会の現役を卒業したいと思っている。

 私は、学びたい人は拒まずというタイプ。皆さんにそんなご興味があれば、どうかこの2年間の内にお願いしたいと願っている
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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