2005-10-06
安全運転と秋 NO 1293
走行してからしばらくして気付いたのがガソリンメーター、<このままでは>と万が一を考え、阪神高速に入る前に給油。スタンドの人が<何リッターは入るのですか?>とびっくり。
80リッターを超えたところでその質問、急騰中のガソリン価格に「高くなったね」で会話を結んだが、満タン92リッターで7リッターぐらいしか残量がなかったことになる。
予定していた高速入り口の電光掲示板に事故情報、6キロも渋滞している。これはまずいと環状線の渋滞を避けて変更したのが正解、お陰で1キロぐらいの渋滞で流れることに。
「安全運転だな?」と同乗者から。「孫の存在がある爺ちゃんだから」と返してから孫談議。車内は完全な爺ちゃん会議となった。
中国道に入ってから話題が一変、ホテルサービスについてそれぞれの体験話が面白くて参考になった。
最近、高速道路の流れのスピードが高くなっているよう。制限速度を20キロ以上超えている車が大半、それだけエンジンやタイヤの性能が向上したのは事実だが、どうも無謀と見える運転が増えている。
多くのバスやトラックも120キロ程度で走っているし、軽自動車が130キロぐらいで追い越していく。ちょっとハンドル捌きを誤れば多重事故が避けられない。前方車との車間距離だけではなく、後方車の存在まで把握しながら運転する必要がある。
昨日、同乗者の息子さんが阪神高速の三宅付近のカーブで間一髪という危険な目に遭ったそう。追い越し車線を走行しながら右へ曲がって行ったら前方で車が横転していたという。
「走行車線を走っていたら間違いなく突っ込んでいた。命拾いしました」と体験話を聞かされたが、いつも最悪の状況を想定しながら走っていても避けられない危険がある。
事故とは、一瞬にして被害者と加害者が生まれる恐ろしいもの。体験は何より貴重ということもあるが、ハンドルを握る以上「運否天賦」の言葉に左右される現実を知っておきたい。
路肩の外でススキが揺れている。野や山が紅に染まる季節も近い。途中に立ち寄ったサービスエリアで赤とんぼの姿を見かけた。私の大好きな季節である秋、今日の出張、充実した1日を過ごし、お土産にマツタケを頂戴してきて恐縮。
帰宅途中に立ち寄った友人の割烹、そこで土瓶蒸にして貰って頂戴し、ムカゴご飯とアケビを貰って妻への土産。この独り言を発信してから仕事を始める。