2002-11-22

扶養家族が増える    NO 264

メモリアルサービスの事務所にいるアイドルペットの猫が、随分大きくなった。
ペットハウスから出すと、もう捕まえることが難しいぐらいに走り回る。

 今日も私の隠れ家にいつの間にか侵入し、録音中にNGを出してしまった。

 無名ながらスタッフ達に可愛がられているこの猫に、大変な問題が持ち上がった。
スタッフ一同にとっては寂しいことだが、このやんちゃな猫が5日後から私の自宅に転居することになった。

 その原因になったのは、今日に内定した新しい女性スタッフの入社。彼女は猫が苦手だそうで、仕事が手につかない状況が予測され、先ずは仕事環境の正常化というところから、私に猫の扶養義務があると決断された。

 自宅には、現在2匹の猫がおり、これで3匹目。家の中がますます荒らされることは確実で、猫同士の争いが起きないような策を考えなければならず悩んでいる。

 また、これまでに何度も経験をしてきたペットの死。言葉を伝えることの出来ない動物の終焉の様子は見るに絶えず、なるべくなら遠慮をしたいところだが、スタッフ達の団結が始まり、そこに加わることになる彼女のことを慮ると仕方がないかと覚悟をした。

 来春からの新しいスタッフが入社することも決まっており、面接に至った人達は、それぞれに個性があり、実力を発揮してくれるものと信じているし、「人材」から「人財」への存在になってくれることを期待している。

 目前に迫る大阪研修会。準備に追われるスタッフ達。全国から集まるプロ達の来阪を前に緊張が走る。

  緊張と耐えることは「人を大きくする貴重な体験」。この山を越えた時、弊社スタッフが一段とレベルアップしていると信じているが、今年の研修会を振り返っ てみると、東京に始まり、高知でのIT技術活用による「画像処理」。北海道での「愛と癒しのサービス実践」など、それらはすべて弊社のスタッフ達で具現化 されており、お客様の大きなご満足のお声を頂戴するに至っている。

 今回の大阪研修会のメインテーマは「無宗教」だが、メンバー達が持ち寄る様々なソフト、ノウハウが、現在の宗教形式に基く葬儀の中でどのように融合されていくべきかという問題も提起されている。

 故人の人生を見事に表現させることの出来るプロ達。音響、ホテル、照明、音楽など、それぞれの世界のプロ達も集まる研修会。間違いなく日本の最先端技術のプロ集団であると自負しているが、それは、プロがプロを畏れる姿勢にこそ、その値打ちと意義を感じるものだろう。

  今日から3日間、東京へ出張する。帰阪すれば次の日から研修会の設営、そして2日間の本番が始まる。この間、この「独り言」の発信が不可能となってしま う。パソコンの発信システムが故障しており、毎日ご訪問くださる皆様には誠に申し訳ないところですが、なにとぞご海容くださいますよう伏してお願い申し上 げます。 

 遅くとも28日から再開予定ですが、研修会の結果や、昨日の毎日新聞トップ記事に掲載されていた「ベルコ」さんがお客様から提訴のことについてもしたためる予定です。
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