2002-11-20

?£D『慈曲』の話題    NO 262

過日に書いていた姪が、サイパンに戻り、御礼のメールが入っていた。

「サイパンまでは4時間ではなく、3時間です。嫌いな飛行機でしょうが、講演と結婚式の2回は来ていただかなければ」と書き込まれ、その1時間後に婚約者からのメールも入ってきた。

 太平洋を走る新幹線の夢を見たと書いたが、本当に飛行機嫌いの私は、2回で6時間なら1回で6時間の方がよいと思っている。

 そんな私も、過去には世界中に出掛けている。アジア、ヨーロッパ、アメリカ、南米など、様々な航空会社のファーストクラスサービスと一流ホテルのサービスを体験することを目的に、不相応な旅費を投じてきた。

 これらは、弊社のサービス提供コンセプトの一部として生かされ、「人生最期の旅をファーストクラスで」という発想に至ったのである。

 過日に行われた葬儀で、ご出棺の後に面白い光景が見られた。会葬者が強烈なインパクトを受けられたようで、「君達は、一体、何者なのだ」というお言葉から、感動の思いを語ってくださっていた。

「こんな葬儀は、見たことも聞いたこともない」 

 これは、よく耳する言葉であるが、すべての方が「これなら納得」とおっしゃっているのだからエコノミークラスとは感じておられないと自負している。

  さて、今日は、弊社の女性スタッフを伴って、大阪研修会の会場となるホテルで打ち合わせを行なってきた。ホストであるもう一社、神戸の「株式会社 公詢 社」の社長にもご足労を掛けたが、昼食時に拝聴した社葬やホテル葬に対する立派な哲学に弊社のスタッフが感服し、来年1月17日の阪神大震災慰霊式典のお 手伝い研鑽を約束していた。

 帰社して事務所でシナリオを打ち込んでいると、「溜まっています」と言われ、追憶ビデオのナレーション吹込みを要請されるまま、私の「隠れ家」に上がることになった。
 
 疲れモードで声の調子がもうひとつであったが、BGMの「慈曲」の調べが心地よい癒しの「ひととき」ともなった。
 話題が変わるが、このオリジナルCD「慈曲」だが、葬祭業界の司会者やホテル業界では大きな話題を呼んでいる。グーグルで「音楽 葬儀」検索でもトップに登場し、問い合わせが多くなっているが、「非売品です」とお応えすると「何とかなりませんか」と皆さんに懇願される。

「このCDは、監修をした私だけのものではありません。これは、協会メンバー達の要望から誕生したもので、メンバー達しか使用出来ないことになっているのです」とお伝えしている。

「では、メンバーとして入会させてください」

 そこで協会の趣旨説明することになる訳だが、CDの生まれた背景のことをご理解いただくと、「弊社では無理のようですね」と、非常に残念そうなお言葉が返されてくる。

  今、全国各地で海賊版というべきダビングテープが出回っているそうだ。これらがメンバーから流れることはなく、過去に関わっていた関係者かも知れないとの 噂もあるが、知的所有権の侵害は、使用される方の恥ずべき行為で、マナーなくして葬儀に携わって欲しくないと思っており調査を命じたが、使用されているホ テル、葬祭式場、司会者さんを、この独り言や協会の「有為転変」で公表する考えも抱いている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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