2002-08-06

?£D 「 慈 曲 」・・・♪♪   NO 157

日本トータライフ協会の「必見 コラム」で、オリジナルCD「慈曲」のことが触れられ、最近、ホテル、葬儀社だけではなく、一般の方からも「慈曲」の問い合わせが多いということだが、当然の如く、弊社にも増えている。

 協会IT委員会の報告によれば、CD「慈曲」のグーグル検索では、次のようになっているそうだ。

「葬儀 癒し CD」     3300件  1位  
「葬儀 演出 音楽」     3070件  1位
「葬儀 癒し 音楽」     4260件  1位
「葬儀 音楽 CD」    16500件  1位
「儀式 音楽 CD」     9020件  1位
「葬儀 CD」       23700件  1位 

 このCDは非売品で、自分が欲しかったから創作に着手したものであり、「ないものなら創るしかない」との思いに駆られた、どちらかと言えば道楽で誕生したものである。

  それがどうだろう、こんな結果になるとは全く想像しなかったが、葬儀の終了後や後日に「あの場面での曲は?」と、参列された方々からのお問い合わせがあっ たことからも、やはり、作曲を依頼した美濃三鈴さんの感性の卓越と、葬儀という世界の体験による深い理解の賜物だろう。

 さて、永年続い ていたテレビ番組があった。この番組は民間放送なのにCMがないという極めて稀な番組で、「CMのない教養番組も公共放送の使命だ」という、読売新聞社の トップとして名高い正力氏の強い思いで制作された「宗教の時間」で、いつも高僧の皆様を中心として構成され、貴重なひとときとして有名な番組であった。

 この番組で、私や「慈曲」が取り上げられたことがあるのをご存じだろうか。テーマは「葬儀と癒し」で、私と上述の美濃さんとの対話場面や、ホテル葬での実際の活用光景も映し出され、非常に高い評価を頂戴したナレーターの言葉には恐縮するばかりだった。

「これは、今年、春に発表されたCDで、葬儀を演出する目的で制作され話題を呼んでいます」 

「近年、日本人の葬儀に対する考えに変化が見られ、これに伴って遺族と共に癒しを重要視する人々が現れてきています」

 確か、そんなナレーションだったように記憶しているが、テレビの影響というものは凄いもので、それだけで市民権を得たような体験もあった。

  弊社には多くの取材があり、テレビのクルーが来社されることも多く、時にはリポーターとして著名な芸能人もやって来られるが、その度にスタッフ達が隠れて しまうことになるのは淋しいところで、収録中に私の後方を堂々と通れるような猛者や、カメラワークを気にしないスタッフも欲しいと願っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net