2004-06-28
学びたいプロセス NO 835
台風情報を見ると、7号と8号が発生している。7号の日本への影響はなさそうだが、現在グアム、サイパン付近と見られる8号が気に掛かる。
そんなサイパンのアメリカ系ホテルに勤務する姪のことを心配しているが、日本に戻って半月ぐらいを過ごし、「サイパンに帰りました」というメールが数日前に入っていた。
ホテルのマネージャーを担当している彼女、日本でお世話になった方々に<ホテルウーマンらしい礼状を>と、ネットのグーグルで「ホテル 礼状」で検索した ら、弊社のオリジナルサービスのページがトップに出てきて驚いたとも書いていたが、それは私にとってもびっくりすること。
知らないところで独り歩きするHPの恐ろしさを感じる出来事でもあった。
佐賀県での竜巻被害が報じられていた。最近、日本でも竜巻の発生が多いよう。地球環境の変化が原因だろうが、アメリカで歴史に残る竜巻研究をされた博士は、今は亡き日本人である。
過去に書いたことがあるが、竜巻の風の強さを表す「F」の単位は、その藤田博士のイニシャルからだそう。
積乱雲の発達や台風が竜巻を発生させるメカニズムだそうだが、夏から秋へ、今年は台風の襲来が多いみたいで恐ろしい。佐賀県の被害者の皆さんの復興を心から祈念申し上げると共に、台風が逸れて太平洋側の遠くを通過することを願っている。
さて、関東に出張していた女性スタッフが戻ってきた。30分ほどしか時間がなく詳しい報告が聞けなかったが、充実した時間を過ごし高度な研修成果があったよう。
人は、人との出会いによって育つもの。素晴らしい人との出会いは人生に於ける何よりの宝物。今回、そんな「ご仏縁」に結ばれた出会いに感謝していたことが嬉しかった。
お世話になった方々へ、何かお返しをしなければならない。少し時間が必要だが、特別なものを考えよう。
私の交流する方々の中に、ひとつの分野で「日本一」と称されるが方が多いが、彼女が今回出会った方もその一人と言えるだろう。
数日後、ワインの分野で世界一の人物とお会いするが、どんな道でも「プロ」と称される人とは凄いもの。哲学に触れることも嬉しいことだが、そこに至ったプロセスにこそ学ぶべき世界がある。
一道を歩む、その「道」は「未知」だからこそ「哲学」という言葉が生まれるような気がしている。