2005-03-18

安全神話?  NO 1099


 朝、「お願いが」と男性スタッフが「隠れ家」にやってきた。

それは、イベントに関する相談。間違いなくお客様を喜ばせることの出来るプロの推薦要望。そこで今年の年賀状ファイルを調べさせ、「これだ」という人物に電話を入れた。

 大阪大学出身の異色な?「講談師」だが「好男子」として若い女性に人気のある人。間違いなく生野区の「ヨン様」になると信じて推薦した。

 彼の高座を何度か拝聴したが、特に歴史物の出し物にインテリジェンスを感じるし、初めて体験された方々に「講談って、面白いね」という感想が発生しているところに人気の秘密があるみたい。

 私の提案で企画室のスタッフがネットで情報を調べている。「いいです。このキャスティングいただきです」と返してきた。「お暇な時に来社して」とお願いしておいたので楽しみにしよう。

 さて、社内、地域、団体など、人の集まる場で話し合うと人それぞれの「個性」を感じるのは当然のこと。これらを発想の提案をテーマとして私なりに整理してみると「無言・否定・考慮」の三つのタイプがあるようだ。

 無言も考慮型と言えるだろうが、最も困るタイプは「否定型」。何も考えずに「それは無理です。ダメですよ」と自分のレベルの枠内で発言してしまう。

 俗に言われる「勝手な思い込み」タイプだが、ニュートラルまで戻させるための時間を要し、やっと理解が始まってもそこまでが限界。物事が進んでいくと遠くで眺めている立場に陥ってしまう。

  人は「なるほど!」という共感を覚えるタイプや、まずは話を聞いてみようという姿勢がないと成長できないもの。最近、こんな人達が増えてきているように思 えてならないは私だけだろうか? 自身が「そんなタイプ」と自覚するだけですぐに成長が始まるのに勿体ない思いを抱いている。

 日本航空 の不祥事が続き役員変更が報じられていたが、こんな場合、競合するANА側が<チャンスだ!>と思ってしまうことが何より危険なこと。同業ライバル社で起 きた事件を教訓として自社で洗い直しすることこそ急務。スタッフに<敵方で問題発生。いいぞ>なんて快感が生まれているようならANAの事故危険率が高ま るだろう。

 飛行機嫌いの私だが、両社のマイレージカードを持っている。週に1回は送信されてくるJALの広告メールも迷惑DM。こんな営業行動の前に、大勢の人命に係わる仕事だから安全第一に取り組むべき。

  女性の職業の憧れとされる客室乗務員さんだが、礼の角度や歩く姿の教育を受けても笑顔、表情というものは内面本質が出る。そこまでの演出は絶対に無理。教 育係も勘違いをされている。役員、乗務員、整備の人も「命」と「人」の教育を学ぶべき。そこから「真」のサービス姿勢が生まれるもの。

 近い将来、アメリカに行く予定があるが、それまでに「飛行機は安全」という認識を抱かせてくれることを願っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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