2005-12-27

ネットからのえにし  NO 1375


  久し振りに日付が変わって発信となる。前々から「お時間を」とお願いしていたお方とさっきまでご一緒、友人の割烹のカウンターで5時間ものお話しを。あま り飲めないお酒だが、今日は別人みたいに飲むことに。やはりお酒は相手次第という体験で、お相手いただいたのは「出たとこ勝@負ログ」の管理人さんだっ た。

 話題の中心はネット社会のグローバルな世界を教えていただくことだったが、その中で塾生達の発信するブログのことも登場し、その内 容のお詳しいことに改めて驚嘆。弊社のリンク先のページをすべてご訪問くださっており、私の記憶が薄らいでいることが次々にテーマとなりドギマギしたが、 今年の年末を最高に彩る至福の時間となった。

 さて、あちこちからクリスマスカードを頂戴していた。その中にサイパンのホテルに勤務する姪からのものも。旦那の栄転から半年後にグァムに転宅するそうで、それまでに「サイパンに」と書かれていた。

 今週の土曜日は、もう大晦日。毎年恒例になっている「除夜の鐘」のお手伝いで新年を迎えるが、年々に日々が過ぎるのを速く感じている。

 今年も嬉しいこと、悲しいこと、思いも掛けなかったことがいっぱいあったが、この1年を振り返り「思いも掛けなかった」ことを「思いを書けなかった」こととしてしたためることにしよう。

 久世塾の開校は、これまでの人生にあって大きな意味があったように考えている。春から始まった塾生達の来社、抜け駆けも何回かあった若い人達との交流は、加盟する日本トータライフ協会のメンバー達との出会いのように、私のこれからの晩節にあって喜びの責務が増えた思い。

 そんな塾生の一人のお母様がこの世を去られたのは先月だったが、まさか司会を担当するご仏縁に結ばれるとは想像もしていなかった。ご訃報の電話から始まった焦燥感、それは「距離」」という物理的な問題以上に、そこに携わるキャスティングに対することが強かった。

 MAMADIARYのHAYUさんの「気MAMAなひとりごと」にあるように、司会者独りでは限界があり、弊社のスタッフ達を何名伴うことが出来るかということで悩んでいた。

 それを見事に解決してくれたのが塾生の仲間達。すぐに掛け付けてくれたりお通夜の進行を担当してくれたから。そんな情報のやりとりから、結果としてチーフ・パーサーを伴うだけの行動になった。

 深夜に山陽道を走り、広島のインターチェンジで待っていてくれた塾生達の車を目にした時、ライトに照らし出されるセンターラインが、運転に差し支えるほど涙でぼやけていた。

 彼らや彼女達のお陰で葬儀を無事に終えることが出来た。数日前、満中陰と納骨を終えた悲しみの塾生から電話があったが、塾生仲間に対する感謝の言葉が何より嬉しかった。

 ご仏縁とは不思議なもの。塾を開校していなかったらとは考えたくないが、互いに与えられることになった「えにし」という名の責務、それを何とか遂行出来た神秘の出会いに感謝をしたい。

 今日の号外にあったように、そんな塾生の一人が発信する「MAMADIARY」のページがリニューアルされることから休載となったが、彼女の広島での活躍を改めて感謝しながら忘れることはないだろう。

「よくあれだけ頑張られますね!」と、訪問者である日本トータライフ協会のメンバーが感銘を受けていたが、今後も彼女らしい「やさしさ」のある葬儀に携わってくれることを願っている。

 今年の冬は寒波が厳しいようだが、こんな時期には温かい所へ出掛けられたら最高だ。サイパン、グァム、ハワイもあるが、飛行機嫌いだけはどうにもならない私。九州の秘湯巡りの夢を見た今朝だった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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