2018-03-07

身も心も温まり  NO 8136

竹中工務店大工道具館から全国各地からやって来てくれる人達と再会した。会場は有馬グランドホテルだったが、シャトルバスが玄関に到着した時には全員が揃っていて迎えてくれた。JRの三宮から地下を走る電車と神戸電鉄で行こうかと考えていたが、「新快速」の異常な高速運転のことを思い出すと恐ろしく、阪急梅田のバスセンターから直行バスを利用することにした。昼食を済ませてかからチケット売り場に行くと、待合所の中で声を掛けられてびっくり。自宅近所のご夫婦で、メーンバー制の有馬温泉のリゾートホテルへ行かれることを聞き、我々が行く有馬グランドホテルのすぐ近くで、同じバスでご一緒することになった。

何度かこの行程のバスを利用したが、特急なら途中の停車駅はなく55分で到着するし、急行でも新大阪駅と千里で停車するだけなので1時間5分で到着する。

発車したバスがいつものコースと異なる道路を走行している。新御堂から中国自動車道と思っていたら、福島から阪神高速道路を通って伊丹空港に立ち寄り、池田インターから中国道を経て有馬温泉に向かい、丁度1時間で到着した。

感じを担当していた人物にはホテルに3時に到着すると伝えてあり、少し時間があったので昔から存在している狭い商店街に行くことにした。途中に妻が大好きな「甘酒」を販売している店舗があったので入ったが、私はバニラのソフトクリームを少しだけ食べた。

炭酸せんべいの専門店によって試食をしたり、老舗の昆布店で「出汁」の味見をさせて貰って時間を過ごし、3時の到着に合わせてシャトルバスの所まで行った。

車内は満席。運転手さんがホテルスタッフから入るお客さんにお到着情報を確認しながら奏効していたが、ジャスト3時に玄関に到着したのだから計算通りだった。

夕食は午後6時からだった。ひさしぶりのさいかいの人物もいるので懐かしい。それぞれの力やって来た人達との出会いに感謝して手を合わせながら至福のひとときを過ごせた。

このホテルは昨年に何度か来ている。我々夫婦の古希の記念会の会場が今回の会食会場の並びの部屋だったのでびっくりしたが、振り返れば若い時代から何度も利用しているホテルである。

前にも書いたが、このホテルで忘れられないのはある業界団体の記念会の講演で呼ばれた時のことで、午前中の講師がマラソンの「君原氏」で午后が私だった。

今回の会食でも私の病的な偏食に対応してくれる特別メニューが出て来て嬉しかった。これは私の偏食を知る幹事の配慮で如何にも彼女らしいと妻も感心していた。

予約していた「金泉の湯」に入れる貸切風呂「朝暘」に就寝前に行ったが、部屋に戻ると温まり過ぎたみたいで汗が出るほどだった。

久し振りに体重計測をしたら6キロも減量している、手首や足首が細くなっている思っていたので減っているとは想像していたが、ちょっと数値が予想外、ひょっとして体重計に誤作動があるかもしれないという疑問を抱き、次回に医院へ行った際に確認してみようと思っている。

「今日は3軒のお通夜が」「私もお通夜を担当します」という人達もいて午前中にそれぞれの地へ戻られたが、当日入りをした人物も一緒に新神戸駅近くにある竹中工務店のミュージアムへ行った。

入場料は500円だったが、65歳以上なら割引されて200円と知り、偶々ポケットのいれていたパスポートがあったのでラッキーだった。

和風の建物の中に寺社建築の匠の世界が見られる。どれも貴重な資料で興味深く拝観して感心していたら、妻が行方不明になってしまい、全員で館内を探し回った。私にはある予測があった。それは展示会場がワンフロアだけと勝手に思い込んでしまっていることで。2階や3階の存在はなく、「B1」「B2」となっている館内に気付かなかったということで、しばらくすると電話があって「ワンフロアだけだと思っていた」と、新神戸駅のロッカーコーナーの所にいることが分かった。

本人は置いて行かれたと思ったようだが、長年連れ添って来て性格を理解しているところから「やはり」と思った出来事だった。

みんなで新神戸駅で昼食を済ませて別れたが、我々は運動を兼ねて三宮駅まであることにし、大嫌いな「新快速」で恐怖の20分を過ごして大阪駅に戻って来た。

東海道新幹線で停電があり、山陽新幹線にも遅れが出ているという車内放送もあったが、それぞれが無事に戻られることを祈りながら帰宅した。

今日の写真は竹中工務店大工道具館HPから引用を。
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