2006-06-07

やっと解決  NO 1528


 テレビを観ていたら知人が出てきた。ゴルフをやっていた当時に何度かご一緒したK氏、オムライス発祥の店と言われる北極星の社長である。

 ゴルフでは年齢が信じられないぐらいほどの飛距離、いつもテンガロン風のオシャレな帽子でプレーしていたお姿が印象的な御仁。随分昔から「シングルハンデを目指す」と宣言されていたことも懐かしいところ。

 ここのオムライスは全国的に有名だが、テレビ取材の際はいつも社長自身がシェフの姿で登場され、厨房でフライパンを手にされる映像が流されるが、如何にも年季の入った伝説的な手さばきが感じられる。

 頂戴する毎年の年賀状もオシャレだが、過去にお店の歴史やお父様のことが書かれた文章を拝見したことがあり感銘を受けたのを覚えている。

 オムライスが誕生した秘話も素晴らしいドラマだが、人の歴史と店の伝統の調和が重なり、ここにも「命の伝達」という言葉が見事に当て嵌まるような思いがする。

 さて、私が毎日のように通るのが国道25号線の源ヶ橋交差点から東へ1キロ以上もある長い商店街だが、今日、途中で会った人物にびっくり。地元の人達に有名な人物「マラソンおじさん」だった。

<懐かしい!>と思ったのが正直なところ。この数年、その姿を見ていなかったからだが、丸めた新聞を小脇にし、かなりのスピードで商店街を走る名物おじさん復活?と思ったのだが、どうも元気がなく、往年のパワーが相当ダウンしたように見受けられた。

 私の娘が高校、大学時代の通学時に会っていたおじさん、妻が「マラソンおじさんと会ったよ」と電話で伝えたら懐かしがっていたと聞いた。

 そんな娘と昔にテレビで観た何とか「バスター」という映画を思い出した。確か「お化け」が登場してきて退治するような物語だったが、パソコンにウイルスバスターが必要な時代は淋しい時代、社会の荒んだ人の心に嘆かわしさを感じてしまう。

 そんな思いで友人の割烹に行ったら、「!」という話を聞いたので紹介を。

飲食サービスを提供する店で困った問題に「ゴキブリ」の出没があるそうだ。バルサンのような殺虫剤で何回も対処するのだが、どうにもならないパワーがあってカウンターに姿を見せる小さなゴキブリ達、それは、お客様の視線を動きを見て<ゾッと!>する瞬間だと言っていた。

 そんな問題が一挙に解決することになったのがダスキンとのお付き合い、年間契約から月に一回の対処でゴキブリの姿を一切見なくなったと喜んでいた。

 どんな対処が施されているのかは知らないが、はっきりと言えることは「不衛生」な雰囲気が生じる「不快感」が取り除かれたこと。友人夫婦は長年の苦労が解決出来て安堵していると喜んでいた。

 ゴキブリは飲食の世界にあって間違いなく「お邪魔虫」だが、その生命力と繁殖力は創造を絶する強烈なものだそう。そんな悩みが解決出来た夫婦の表情が前回より明るくなったことが嬉しく帰ってきた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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