2002-11-17

今から、お通夜に   NO 259

弊社が加盟する「日本トータライフ協会」のメンバー掲示板には、全国の各社が担当した特徴ある葬儀のことが書き込まれてくる。
 
 参列者が数千人もあれば、数人だけのお気の毒な福祉葬儀もあるし、無宗教形式やホテルでの偲ぶ会も多くなっている。

 ご遺族が喜んでくださったサービスや感動を頂戴したオリジナルサービスは、掲示板に掲載された日から各メンバー達が、自社での具現化実践に向けて行動が始まる。

 素晴らしい発想だろうと思って書き込んだら、一月も経たない内に想像をはるかに超えるレベルに進化されていることが多く、何度も驚かされた。

 難しい葬儀の場合にアドバイスを求めてくる電話も少なくないが、「それ、いただき」と言うだけで完成してしまうレベルのメンバー達。それぞれがどんどん進化してきている。

 こんなメンバーを迎えることになる大阪研修会。ホストを担当する弊社と神戸の公詢社の2社は大変である。

 両社は打ち合わせのために何度か合議したが、互いが多忙を極め、最終打ち合わせをすることが出来ない現状。しかし、近日中に何とかセッティングしなければならないので悩んでいる。

 過日、神戸を訪問した時、上述のことを多く感じることがあった。ホテルでの偲ぶ会、お別れ会、社葬のサービス提供レベルが急速にアップ。自社ブランドの構築まで到達していて嬉しく思って帰阪した。

  ビデオの交換を行うことから、スタッフの交流も始まり、「負けるな」「追いつけ」「追い越せ」という、よいライバル意識がプラスになり、今月の研修会が きっと成功するように感じているが、女性スタッフの制服に対するライバル意識では、現在、弊社スタッフが悔しい思いを抱いているようだ。

 今日も葬儀。明日も葬儀。これにお通夜があり、ナレーションのシナリオとビデオ編集に追われる。手作り対応が大変なうえに、この「独り言」の推敲もしなければならない。

 スタッフ達が頑張ってくれている。除序にお客様とのコミュニケーションがアップしてきているようだし、お礼のお電話やお礼状を頂戴することが増えてきたことは嬉しいことだが、協会のメンバー達に遅れをとることだけは許さない。

 毎日が残業の日々。しかし、お悲しみのお客様の存在がある。

 私は、生きている。「生かされる」ことを終えられた方のお世話をするのは当然だ。一生に一回限りの葬儀。『思い出を形見に』『お心残りの解決のお手伝いを』を心に、今からお通夜に行くことにしよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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