2006-07-05

西に向かって手を合わせ  NO 1556


 先月初め頃からパソコンの<調子が変?>と思っていたら、最近になっていよいよおかしくなってきて困っている。

 詳しい人物に相談したら、負担になる画像や原稿文字が多過ぎるとのこと。そこで孫の写真をそのまま残し、この「独り言」用の画像を半分ほど消去することに。

 また、メールの調子がおかしいと指摘され、数分で問題解決をしてくれた。

  さて、東京研修会から帰阪後、協会のメンバー専用掲示板が賑わっている。各社それぞれが体験した貴重な出来事を問題提起し、みんなで議論するわけだが、こ の数日の問題は非常に勉強になることでオープン化したいぐらい。しかし個人情報が絡み表面化出来ないのが残念至極という内容だった。

 ご遺族に<そんな意外な想いが!>という発見も幾つかあったが、それらは各社の今後のサービスに間違いなく活かされていくことになるだろう。

 今日は、出張。天王寺駅から特急「はるか」で新大阪へ。約10分の接続時間の「ひかり」レールスターに初めて乗った。号車は昨日に書いていた8号車。予想外に乗車率が高かった。

 東に向かう「のぞみ」はいっぱいあるが、博多行きの「のぞみ」は数えるほど。同じ700系車両を使用し、あまり「のぞみ」と所要時間の変わらないレールスターが歓迎され、特に2列シートに人気があるようだ。

 JR東日本から消えた懐かしいスタイルの列車が色を塗り替え、6両編成の「こだま」として活用されている。昔の2階建て列車の食堂車や個室が懐かしいが、石坂浩二さんが起用された「ひかりは西へ」という当時のCMが思い出される。

 列車は定刻に目的地に到着。ホームから階段を降りる途中に主催者の女性とばったり。彼女の横に九州の男性と女性、そして東京の女性もいた。

<わざわざ改口の中まで!>と恐縮、歩きながら確認したらみんな前日から宿泊しており、もう一泊することも知った。

 会場は、改札口から1分で玄関という過去に何度か宿泊したことのあるホテル。その入り口で偶然に四国組の人達とばったり。みんな揃って会場入り。

 受講される司会者さん全員が女性、みなさんの「キリッ」とされた態度に好感度アップ。予定時間より少し早めに始まった。

 音響システムがオペレーターとセッティングということからアシスタントを一人お願いしたが、彼は私と同じ立場にあるところから暗黙のやりとりでミキサーを動かせてくれたので助かった。

 受講者の「変なオジサン度」はかなり高かっただろうと想像するが、時間は短く感じられた筈。それは音楽、言葉、映像という組み合わせで進めるから。

レジュメを用意しないのもテクニックの一部。弔問者、会葬者という自然体感によって「やりたい」想いが生じることが最も大切。これで「技術研修を」と欲する心情が生まれたらレジュメを準備、そこで驚くほど成長が始まる。

  終わった後、セッティングくださった食事を頂戴したが、私の偏食についてきっちりと調べられていた配慮にびっくり。揃って「お通夜に参ります」というギリ ギリの時間まで過ごした有意義なひととき。もちろん誰もアルコール類はなし。また心に刻む「想い出」のページが増えた。

 大阪に向かう新幹線の車中、主催された女性から託された手紙を拝読したが、その文字と文章の美しさに涙が流れ、自然に手を合わせている自分に気付いた。

 みなさんと約束してきたことがある。ここでオープン化することは叶わないが、全員が実現を楽しみにしたことである。

 今日の結びに<HOME>接続を。「サンサンてるよ」さんのブログ「幽玄なる香りの世界に」へどうぞ。
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