2006-07-04

出張を前に  NO 1555


  今日の写真は「NO 1550」で紹介申し上げた高知県「おかざき葬儀社」さん制作のCD「大切な人へ」だが、あたたかいハートで包まれる手作り葬儀が全 国に聞こえる会社。責任者である「岡崎 道」さんは、弊社も加盟する「日本トータライフ協会」のメンバー達に四国のマドンナと称される素晴らしい女性であ る。

 内容については改めて紹介させていただくが、各曲それぞれに添えられた詩が如何にも彼女らしいもの。ここに彼女と逢えることになった「ご仏縁」に衷心より手を合わす。

 さて、7月1日からタバコが値上げとなったが「買い置き」された本数の報道を耳にしてびっくり。どこかの倉庫に泥棒が押し入り、多くのタバコが盗難に遭ったというのもあった。

  酒、タバコ、博打の内で最も止め難いのがタバコだそう。入院を機に禁煙した私なのでエラそうに言える立場にないが、どんなことでも今日から「変更!」と行 動すれば出来ること。禁煙行動に対して医療保険が適用されることになったが、その前に禁煙し、取り敢えず他人に禁煙を勧める立場になれたことを素直に喜ぼ う。

 明日は朝から山陽新幹線で西に向かう。葬儀のプロ司会者向けのセミナー講演だが、駅直結のホテルを会場に設定してくれたので気分的に楽。女性の主催者らしい配慮が嬉しいところだ。

 会社にも自宅にも大判の時刻表がある。本屋さんが毎月配達してくれるものだが、全国大凡の特急列車の時刻表が頭の中に入っている。

 予定に合わせた時間帯の特急「はるか」で新大阪駅乗換えを考えると、どうしても「のぞみ」だとロスタイムが。そこで初めてとなる「ひかり」レールスターを利用することに。

 ホテル直行を予定していたらホームでお待ちくださるそうで、乗車する列車を伝えなければならないらしく、恐縮の心情で到着時刻をスタッフに伝えておいたが、レールスターにグリーン車はないので号車が不明。8両連結で平日なので禁煙指定となれば7・8号車の何れかだ。

 一方で、憶えようと一切しないのが地下鉄の路線。<もし地震が!>という臆病な性格から敬遠する地下鉄。自然災害で死を迎える際は「地上で!」というのが私の願い。これからも、余程時間に追われることがなければ乗ることはないだろう。

 過日の号で東京「秋葉原」の地下駅のことを書いたが、その際も早く地上に出たくて仕方がなかった。正直に吐露すると、東京駅直結になって便利になった東北、上越、長野新幹線への乗り換えだが、地下深くの上野駅を敬遠して大宮駅まで行って乗り換えたいぐらいなのである。

 専門家によると、東京の在する関東平野は地震に弱いそうだ。地盤が軟弱でプリンみたいな状況が予想され、そこに川、運河、地下水の流れ込みを考えると恐ろしいではないか。

  阪神淡路大震災で阪神高速道路が崩壊した。その時にその道路を走行していた車もあれば、下を並行して走る国道43号線で下敷きになった車もあった。前輪が はみ出し危機一髪というスキーバスの光景を思い出すが、運命とは予期せぬ時間の流れに翻弄される。今あることを<ラッキー!>と考え「生かされている」と 謙虚に想うことが大切だろう。

 数日前にご逝去された橋本元総理だが、死を悟られたかのように遺された言葉が「講演を・・」だったそうで、病院の白い天井に去来されたことを感じるような気がする。

人は病の床に臥して「やりたいこと」「やらなければならないこと」に気付くことになる。 葬儀の司会に携わる者は「孫を持つまで謙虚であれ」と教えているが、入院体験ということも重要かも。
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