2006-06-30

大都会!  NO 1551


 東北新幹線や上越新幹線が上野駅始発だった頃、地下に降りていくエスカレーターの長さと本数の多さに驚き、その地下の深さに驚嘆したものだが、今日、つくばエクスプレスの秋葉原の地下駅の深さに驚きを新たにすることになった。

 何回も乗り換えるエスカレーター、下りが一本に上りが2本というセッティングだが、すべての昇りに「高速エスカレーター」という表記があり、5割り増し位のスピードで動く状態に人の世の忙しなさを感じる体験でもあった。

 昨日の研修会場から六本木ヒルズのビルが目前に見える。そこで今回のホリエモン事件や村上ファンド事件について論議が交わされたが、数日前に巨額な寄付行為で話題になったアメリカの富豪の発言に意見が一致、「素晴らしい!」と賛同と共感の意見でまとまっていた。

「もの言う株主になる」と行った村上氏に対し、その富豪が「ものを言わなければならない会社を選んだ時点で選択が間違っている」と言い切った言葉に簡単、そのレベルの違いに世の中の「人格の広さ」を学んだ思いをした。

 今日のすべての日程を終えて「のぞみ」に乗る。品川を出た頃から眠気、新横浜を通過してから名古屋の手前まで転寝。気が付けば両手が完全に痺れており、それが頚椎の異常から出ている症状であることを再認識した。

 500系の車両には枕の存在があって痺れが出ないが、700系には枕がなく痺れを感じることになる。これらは手術前から出ていた症状であり。これからの生涯を「友達」としなければならないと実感しながら帰阪した。

  新大阪駅の少し前に車内放送が。時刻表の大半が頭に入っている私、関西空港行きの特急「はるか」の最終が出た後を知っていたが、田辺行きの特急「くろし お」があることからすぐに310円で「乗り継ぎ特急券」を購入、数分の待ち合わせで天王寺に向かったのだが、<ハッ!>と気付いたのが喫煙車両、そこで隣 の禁煙車両に移動した。

 往復の新幹線も禁煙車両だったが、入院する前までは考えられなかった生活行動変化、7月からタバコの値上げが実 施され禁煙する人が増えるだろうが、喫煙車両と禁煙車両の違いは歴然としており、染み付いた香りだけではなく車内の壁や天井の色でもはっきりと分かる。そ の異なりが「病気」や「命」に影響を及ぼす。「ひかり」「のぞみ」は病気に対する「光り」「望み」でありたいもの。真夏日を迎えた東京、大阪の往復でそん なことを学んだ出張となった。

「くろしお」で天王寺駅に着きタクシーに乗車。新国道25線から「疎開道路」に左折したところで飲酒検問が行われていた。

「えっ、こんな時間に!」と運転手さんが驚いていたが、未だに飲酒運転をする人が居ること事態が衝撃だ。

自身の命も大切だが、他人の命を軽々しく考えてしまう行動が腹立たしい。ハンドルを手にするということは、地獄の扉を開ける危険性があることを知って欲しいものである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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