2019-11-05

津波の日  NO 8628

安中榛名駅この「独り言」の文字が見えなくなってきており、以前より天眼鏡を手にすることが増えた。

今日は「世界津波の日」だそうで、あちこちで避難訓練が行われ、南海トラフ地震が発生すれば3分で津波が襲来すると予想される串本などでも園児達の訓練の様子がニュース映像に流れたが、幼い子供達が「自分の命は自分で守れ」と声を揃えていたことが印象に残った。

大半が海に近いJR「紀勢本線(きのくに線)」でも列車から線路へ降りて高台へ走る訓練が行われていたが、過去に「特急くろしお」を利用した際、背もたれに地震の発生時の津波対策として列車から降りる方法が案内されていたことを思い出した。

確か「特急はるか」の車内にもあったように記憶するが、そんな地震が発生しないように願っている。

昨日に愛知県と栃木県でそれこそ同時に発生した地震のことが開設されていた。過去にも同じようなことが起きているそうだが、大地震の前触れではないかと友人が戦いていた。

友人の割烹に立ち寄ったら女将さんが過日の地域の避難訓練に参加したそうで、会場となった小学校の校庭に出動していた「震度7」の揺れが体験できる車で体験したそうだが、固定されたテーブルがあったので何とかなったが、もしも自宅で体験したら立つことも出来ないと恐怖体験を語っていた。

体感に勝るものなしという言葉があるが、振り返ったら阪神淡路大震災の体験は恐ろしく、その体験が「震度6弱」だった大阪だったが、睡眠薬で熟睡いていたにも関わらず目覚めてしまい、ギシギシと軋む我が家が倒れるような恐怖を感じたが、寝ていた和室の天井にぶら下がっていた和風の蛍光灯が何度も天井に当たっている状況に驚いたことを憶えている。

和歌山県で知られる「いなむらの火」は有名だが、数年前にスマトラで発生した大きな地震でイギリスから家族旅行に来ていた女の子が、その数日前に学校で習った「津波」の糊塗を思い出し、両親やホテルスタッフに伝えたが、余りにも訴える行動にもしもと考えて高台へ避難したら、猛烈な高さの津波が押し寄せて多くの人が助かったという出来事を読んだ糊塗を思い出した。

自然の猛威には最悪の想定をしておかなければならず、一連の台風や豪雨で備蓄していた避難食が浸水した報道もあったが、それも最悪の想定をしていなかったことになるだろう。

今日のニュース番組の特集で新幹線の「安中榛名駅」を紹介していた。年間の駅利用者が2万人と少しというのだから寂しいが、近くの磯部温泉からタクシーでこの駅に行ったことがあったが、みどりの窓口のある1階ロビーにパターの練習場があってびっくりした思い出も懐かしい。

磯部温泉は「舌切り雀」の伝承で知られる地だが、当時は長野新幹線の時代で、長野に出て大阪行きの「特急しなの」で名古屋を経て帰阪していた。

「特急しなの」は現在長野と名古屋間しか運転されていないが、当時は日に1本だけ大阪駅の直通運転が存在していた。 

今年の2月に白馬に行った帰路に長野駅から名古屋まで利用し、「ひかり」で帰阪してきたが、不思議なことがあった。

往路は金沢まで「特急サンダーバード」を利用し、金沢で兼六園などに立ち寄ってから北陸新幹線で糸魚川で普通列車に乗り換えて白馬駅に行ったが、帰路は白馬からバスで長野駅に移動し、善光寺に参拝してから「特急しなの」に乗車したが、連続乗車券の金額を確認したら、往路と復路が全く同じ金額だったからだ。

糸魚川駅から白馬に向かう場合、「南小谷駅」で乗り換える必要があり、この駅でJR西日本とJR東日本の分岐になっており、前者はディーゼル車で後者は電化されているので電車となっていることも面白い。

サンダーバードで思い出したことがある。終着の金沢駅で降りるとき、段差が酷くてもう少しで倒れるところだったし、利用したホテルでチェックインをして部屋へ向かう時、連絡通路に4段ほど階段があり、降りる機時に躓いて前のめりに倒れ、ロビーにいた外国人達から「オー・マイゴッド」と叫ばれた出来事もあった。

前述の「安中榛名駅」の開業時にはコンビニもオープンしたそうだが、利用客が余りにも少ないのですぐに閉業してしまったが、白馬に昨年オープンしたコンビニにはオープン当日に5000人も来客があったと聞いてびっくりした。

今日の写真は閑散とした山間部にある「安中榛名駅」を。
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