2016-08-01
飲みたいけど NO 4933
眼がおかしい。小さな黒い物が飛んでいる。「飛蚊症」と呼ばれるそうだが、昨日から妻に症状が出て朝から眼科へ行くように勧めた。
この症状は加齢によって生じるものらしく、周囲に同じような症状を訴える人が多数存在し、治療方法や眼科情報を入手出来るので有り難い。
偉大な横綱だった九重親方が急逝された。享年61歳で私より若かったが、膵臓癌を患っていたとのことだった。
膵臓に関する疾患は恐ろしいものである。今日8月1日は富田林市にあるPL教団恒例の花火大会の日だが、3年前の今日の夕方に腹部に異変を感じ医院で診察を受けて紹介状を書いて貰って大規模病院の救急外来へ。血液検査やCT検査の結果「このまま入院です」となって何の用意もせず病室で過ごすことになった。
その日から1滴のアルコールも飲めなくなった。退院してから3ヵ月後に北海道講演旅行に出掛け、帰路は八戸、気仙沼に立ち寄って帰阪した、旅館の夕食の食前酒を飲んだことが悪かったみたいで、数日後に再度の入院となってしまった。
この時に発症したのが土曜日で、月曜日まで我慢していたのが悪かったみたいで症状が悪化、11日間も絶食を強いられ、微熱が続いて本当に辛かった。
3回目の再発入院は1昨年の秋で、会食をした際に生ビールを美味しそうに飲んでいるのを見て堪らず、ノンアルコールを飲んだらこれが悪かったようで、その夜からおかしくなって次の日に入院した。
「また来られましたね!」と医師や看護師さんに言われたが、症状は軽かったみたいで3日間の絶食を含めて6日間の入院で済んだ。
昔からアルコールには弱かった。日本酒は1合の半分、ビールは中瓶1本か中ジョッキの生ビール1杯が限度で、それ以上を欲することもなかった。
そんな私だが、無性にコップ一杯のビールが飲みたくて仕方がないのである。テレビのCMを見ていると堪らなくなり、自身の宿命を嘆くことになってしまう。
2年ほど前に外国旅行に行った時は最悪だった。成田空港のラウンジで一切飲まなかったし、機内でも「ドクターストップ」と固辞してCAに「お気の毒ですね」と言われたし、シドニーからパース、パースからキャンベラまでのカンタス航空の機内では「美味しいワインは如何ですか?」と言われて誘惑に負けそうになったが、それを乗り越えられたので今日を迎えられているのであろう。
都知事選の結果が出た。予想されていたように小池女史の圧勝だった。石原親子の発言が最悪だったという指摘もあるが、結果が全てなので仕方がない。
今日の夕方、気象庁の地震速報の誤報が都内に流れたそうだ。東京湾周辺で「震度7」と流れたのだから受信された人達は驚かれただろうと想像する。過去に大阪赤十字病院に入院していた時、携帯電話がブルブルしたので確認したら地震速報でびっくり。思わず身構えてベッドのパイプを手にしたが、一向に揺れを感じることなく、それが誤報だと知った。
入院している患者の立場は不安になることが多い。過去に大病を患って救急車で搬送されて入院した際、次の日の早朝に大きな地震があって衝撃だった。病室の扉が勝手に開いたのだからびっくりだが、その時は動けない状態だったので不安が強かったのは言うまでもない。
今日の写真は成田からシドニーへ向かう日本航空771便の機内で撮影したものだが、この時はアルコールは一切飲まず、アイスクリームと「そばですかい」を食べた。