2018-05-13

友人達と再会  NO 8198

白壁温泉友人達と会食のひととき。会場は友人が経営する割烹で、過日に行って来たとゴルフのスコアカードを見せてくれたが、ハーフを「38」や「40」でラウンドしていたのでびっくりした。

彼は私より一歳年下だが、遠方の山で様々な果実、野菜、花を栽培しており、筋力が強くなっているみたいで、私とラウンドしていた時代より飛距離がアップしたと笑っていた。

参加した人の中に春に京都観光を共にした人物がいたが、一緒に歩いた四条通りの有名な料亭が火災で大変だった話題も出ていた。

全国各地の温泉に出掛けている人物がおり、NHKテレビの「ブラタモリ」で紹介されていた伊豆半島の「白壁温泉」のことを教えてくれ、巨石と巨木の露天風呂の存在を語ってくれて興味を抱き、自宅に戻ってからHPを開いたら、修善寺からバスを利用して25分ということを知った。

温泉の話題の中で過日に火災が起きた「芦原温泉」の老舗旅館のことが出た。ホテルや旅館に到着して部屋に案内されたら必ず避難経路を確認していると言っていたが、気が付けば廊下に煙が充満となっていたら最悪で、吸い込んだだけで倒れてしまう危険な問題もあるそうで、透明のビニール袋を携行しておくことも重要と教えてくれた。

昔、有馬温泉の満月城の火災で「従妹」が犠牲になった出来事もあり、宿泊した際には私も避難経路を確認しているが、ビニール袋のことは初めて知った安全対策であった。

昨日は宇高連絡船の「紫雲丸事故」から63年目を迎えたニュースがあったが、過去に所属していたライオンズクラブのメンバーの中にその事故で救助されたという人物がおり、体験談を聞いて驚いたことを思い出した。

紫雲丸という船はこの事故の前にも大きな事故に遭遇しており、地元では「紫雲」という名前が縁起でもなく「死運」につながるという指摘も出ていたそうで、子供達の犠牲者が多かったことから、これを機に全国的に学校プールを設置して水泳教育に積極的に採り入れられたことも知られている。

割烹の友人が「ちょっと教えて欲しいことがある」と部屋に入って来た。全国的に知られる古刹の重職が寄られるそうで、何と呼称すればよいのかという質問だったが、「管長さん」や「猊下」という言葉を提案しておいた。

参加者それぞれがスマホを持っており、「猊下」という文字の意味をネットで調べる人物もおり、スマホに向かって「げいか」と音声入力で検索したら、すぐに「猊下」という文字が確認されたが、「猊」の文字の部首について話題になった。

「弗」という文字があるが、これは否定文字で「沸」は水でないことになり「佛」は人とは異なると加えておいた。

今日の雨は強かった。奈良県で大雨警報が出ていたが、明日は好天になるそうで熱くなるから要注意と解説していたので気を付けたい。

今日の写真は前述の白壁温泉の巨石、巨木の露天風呂だが、作家の「井上靖氏」にゆかり深い旅館で、歌謡曲の「天城越え」が誕生した逸話もあった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net