2006-12-23

イベント本番  NO 1726


 半月ほど前からセッティングされ、毎晩多くの人達にご覧いただいていた近所の公園のイルミネーション、今日、イベントの本番を迎えた。

 午前中にテントを組み上げ音響設備をセッティング。真向かいのお家では女性役員さん達が「ぜんざい」や食事の準備。男性役員は総出でリハーサルをやっていた。

 夕方<いよいよ司会を!>と音響チェック、「すべてOK」で準備完了。多くの子供達が集まって来ていたが、彼らの行動を見ながら昔と随分違う感じがした。

 クリスマスソングやお正月の歌のプリントが配られ、ボランティアで演奏活動されているアコーディオン奏者のご協力をいただきオープニング。みんなで歌っている最中に、楽器を触りに行く子供が数人おり驚いた。

 すかさず「サンタクロースの恰好をした人達が皆さんの行動を見ています。やんちゃな子には抽選をさせません」とコメントすると、すぐに静かになって歌い出した。

  奏者の歌と楽器の旋律がスピーカーから見事に流れている。一般通行の方々が足を止められどんどん人数が増えてきたが、そんな頃に来賓の方々がご到着。4人 の方にご挨拶を願ったが、冷え込みのない恵まれた状況でラッキーそのもの。昨年の厳しい寒さが信じられないぐらいだった。

 隣家から張ったワイヤーでサンタクロースが滑り降りてくる。手に交通整理に使うトーチを持たせ、音楽に合わせてセンターポールに到着。そこで可愛い2人の女の子が点灯のパフォーマンスを行った。

 女性用のサンタクロース衣装の「前掛け」だが、それを子供達に着けるとドレスみたいになり好評だった。

 しかし、点灯と同時に想定外の事件が起きた。電圧の影響から音量が急激にダウンし、急いでボリュームアップを余儀なくされ、来年への宿題テーマの一つとなった。

 子供は「くじ引き」というものに強い興味を抱くよう。小さなカードの番号で何が当たるか分からないのが面白いみたいで、心配していた平等性問題も発生せずスムーズに進んだ。

 予想以上に人気があったのが「縫いぐるみ」の福引き。50個を二つ用意し、すべてにタコ糸を結び、束にしてある中から1本を引っ張ると当たった物が持ち上がるというものだが、親子連れでワイワイ賑わっていた。

 ずっと立っていたら足腰が痛くなってきた。会場である公園の隣は南生野温泉、すぐにでも入りたい心情だったがそうも行かず、女性役員さん達の手作り料理をいただいていた。

  町のオジサン達と子供達のやりとりがおもしろく、横で聞きながら思い出したのが落語「鋳掛屋」のひとこま。落語好きなお方ならご存じだろうが、桂春団治師 匠の十八番だが、今は亡き桂枝雀さんが演じられていたのも覚えており、無性に懐かしく感じたクリスマスイベントだった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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