2007-01-27

講演の前夜  NO 1760


 日付が変わる前、私の部屋にいた人達がそれぞれの部屋へ戻って行った。確認してみると大浴場は深夜の0時まで、そこで各部屋にある檜風呂で過ごすことにした。

 これまでに何度か宿泊したことのある老舗旅館だが、妻が所属している団体や友人達と利用したことが多かった。

 昼過ぎに大阪を出発、中国道から山陽道に入り岡山に進み、そこから瀬戸中央道で四国へ入った。

  山陽道の兵庫県内にドキッとする標語「命の救済のために休憩を!」があった。中央道に入ると「太平洋まで150キロ」という標示看板も。そこからしばらく 走行すると「太平洋と日本海の中央地点」という看板があり、讃岐富士が見える高松道では「太平洋まで100キロ」ともかった。

 瀬戸大橋 の手前を走行中、80キロ制限のところを120キロぐらいで飛ばしているライトバンが追い抜いて行った。それから5分ほど走るといよいよ橋の上だが、素晴 らしい景色を時折に横目で見ながら走っていると、<!?>と思った車が前に。それは先ほどのライトバンだが、景色を見ながらで制限スピードに落としたのか と思って追い越したら、その前の車が要注意のイメージ。その後方に着いて5分ほど走ると追い越して行った車の後方に着き赤色灯が目に付いた。

 停止した場所は橋の上、私だったら「何でも認めます」「罰金をすぐにでも払いますから陸地にところまで移動しましょう」と願っただろうが、路肩の部分が金網のようで間違いなく下の海面が見えると思うだけで震えが来て、そこから自然にアクセルを踏み込んでしまった。

 高松道に入ってから20分ほどしたら携帯電話が鳴り、走行中で出られず次のサービスエリアまで走らせて電話を。

 相手は広島県の塾生、<きっと近くを走行中だ>と思った予想が見事に当たり、4キロ後方ということで3分ほどで合流した。

 彼女の車はトヨタの電動タイプのプリウス、運転は九州からやってきてくれた塾生が岡山から担当してきたそう。

 松山インターで待ってくださっていた方の車と合流し、そのまま旅館まで行き、私の部屋で勉強会に。その後、約束の時間にロービーに降り、お迎えの車で食事会場へ。そこで熱くて議論が交わされ、有意義なひとときを過ごさせていただいた。

 お風呂を済ませてメールを確認したら、大切な方お二人から朗報が入っていた。今すぐに返信は叶わないが、帰阪してからと考えている。

 せっかくだから早朝に大浴場に行き、その後は私の部屋で朝食タイム。そこから講演会場であるホテルへ移動となるが、ネットで地図を開けながら場所の確認をしている。

  ホテルの手配や接待担当をくださったお方に申し上げたが、講演終了後に受講者から「誰だ!あんな講師を呼んだのは」と非難される被害者が出るかもしれませ んよと伝えたが、結びの時間の前に「都会も地方も悲しみに変わりはありませんよね」と申し上げたことに頷かれておられたことが印象に残っている。

 今からお休み。就寝する前に服用する薬も飲んだ。明日の構成をもう一度思い浮かべながら眠るとしよう。
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