2007-02-21

三丁目の夕日?  NO 1785


 深夜に本社近くで火災があり、朝刊に写真入りの記事が掲載されていた。

火事は何もかも消滅させる恐ろしい出来事だし、近隣にも甚大な迷惑を及ぼし「命」に拘わる大事件。火の取り扱いには慎重以上に臆病でありたいものである。

 天婦羅や揚げ物料理の最中に電話、それで失火してしまう火災も多いし、風呂の空焚きという「うっかり物忘れ」ということも少なくないようだ。

 随分昔の話だが、母の家の近所で夕方に火災が発生、「隣が火事、助けて!」という電話でびっくりして自転車で駆けつけたが、鉄筋のアパートを挟んだ2件目の家だったので被害を免れた。

 その次の日のこと、起床したら足の大腿部に猛烈な筋肉痛。若かりし頃から様々なスポーツで自信のあった脚力だが、恐怖感の中で異常なほど力が入っていた事実を体験した思い出となっている。

 さて、来月、小学校時代の学年全体同窓会が開催される。メインタイトルは「還暦同窓会」ということで、現在の学校を見学する予定も組まれているようだ。

 私の母校は大阪市住吉区内にあり、5年、6年生は俗に言われる越境生徒、環状線か大阪市バスで天王寺まで行き、そこから上町線というチンチン電車で20分ぐらいを要して通っていた。

  近鉄百貨店の側にある乗り場、いつも強い風が吹いていたのを覚えているが、現在の葬儀式場やすらぎ「天空館」が在するところは昔の「阿倍野斎場」だった場 所。行く度に電車を見ながら懐かしい思いを抱いており、そこに「三丁目の夕日」という30年代初めの世界が見えるのである。

 考えてみれ ば小学校卒業から48年とはびっくりする。正直言って、私がこの年齢に到達するとは全く想像もしなかったこと。何度か書いたように、19歳の時に名神高速 道路で大事故を起こし、それこそ奇跡という不思議な出来事に包まれて助かったのだが、それから<きっと30歳を迎えることはないだろう!>なんて思ってい たし、結婚する時にそんな旨を妻に伝えていた事実もあったからである。

 それが現在に至っている。「命の伝達」という孫の存在まであるではないか。ただ今日の日に感謝の合掌をしなければならないと思う。

 今月は、九州へ法事に行く予定があったが、スケジュールが重なり行けなくなった。仏事を優先するのが世の常だが、重なる仕事そのものが仏事なのだから仕方がなく、日程を改めて行くことにした。

 明日からハードなスケジュールが続く。心身共に大変だろうが、やらなければならない責務がある。ただ心配なのは天気予報、明日の夜から雨が降り、明後日は「雷雨」なんて予報を耳に、<大雨にならないように!>と願っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net