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2005-08-11

お盆が悲しい風物詩  NO 1238


 午前中、事務所の電話が引っ切り無し。その中で着信ベル音の変わった電話がある。ヒューマンライフギャラリー・シーンの専用電話だ。

 今日は、この電話にも連続で掛かってくる。来月、ある団体の総会に会場提供申し上げたが、どうやらその案内状が配布されたよう。初めて当ホールを知られた方々から使用についての問い合わせが一気に重なった。

 そんな中、明日のコンサートの問い合わせも多い。<お盆だから少ないだろう>と思っていたら予想外、入場予約のお申し込みをいっぱい頂戴した。

 前回のハワイアンが大好評、特別ゲストに迎えたクロマチック・ハーモニカが話題を呼び、秋に特別企画を考えている。

  明日はラテンの西川慶さんと長野昭子さんのコンサート。ヴァイオリンの世界で長野さんは著名な方、上述のハーモニカ奏者の方が「あの有名な長野さんです か?5000万円のヴァイオリンの音色が聞けるなんて最高」とびっくりされていたが、ラテンの他にタンゴの名曲も演奏されるそう。

 新聞、テレビの報道が衆議院選挙一色の状況、「国民は馬鹿ではありませんよ」と発言していた政治家の表情を見ながら、ふと思い出したのが元総理中曽根氏の味のある言葉。曖昧な記憶で申し訳ないが、確か次のような語録だった筈。

『政治家とは、国会という名の法廷で国民の審判を受ける被告である』

 セミのシーズンが終わったら選挙カーが走り回る国内状況、果たして投票率がどう表れるのだろうかと外野的興味を抱いているが、「出たとこ勝@負ログ」さんのブログを訪問すると、「9・11が不気味な感じ」というような返信コメントがあった。

 国土の狭い日本だが、全国となれば大変だ。台風、豪雨、地震などの自然災害も心配だし、人災そのもののテロ事件が世界で起きないことを願っている。

 さて、前号で書いたお気の毒なご急逝、悲しみに包まれるお通夜に行った。

 ご遺族、ご親戚は勿論のこと、受付から弔問の皆さん全員が悲痛な面持ち。会話をされるような光景がない。式場担当スタッフが流す音楽も静か。曲はご生前の愛唱曲、たまたま癒しバージョンに編曲されたものがあったから。

 お盆の予定で大変な中をご来臨くださったお寺様が素晴らしいお方。懇ろな回向が済むとご法話に入られたが、皆さんの心にしっかりと届けられるような宗教者らしいお言葉。

故人の短い生涯から生命について説かれ、途中で始まった赤ちゃんの泣き声を見事に組み込まれ、父と母から授かった命の意味をやさしく教えてくださり、明日の葬儀の意義について触れられてお帰りになった。

 明日の私のスケジュールが大変だが、このご葬儀は私が担当申し上げ、かわいい赤ちゃんの成長を参列者の皆さんと共に祈りたい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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