2004-11-17

恐怖感?  NO 978  


  九州の女性司会者さんが発信される「MAMADIARY」を訪問したら、今日は彼女の誕生日。永六輔さんが「誕生日は母に感謝をする日です」と言われたこ とが書かれてあったが、彼女のお母様はすでに亡くなっておられ、合掌しながら「おめでとう」と書かせていただく。(上記<HOME>からどうぞ・・掲示板 もあり、私も勉強になるので訪問しています)

 「母に感謝をする日」という言葉で有名なのは、台湾の「蒋介石」さん。この人は、随分昔からそうおっしゃっていた。

 物事の考え方を少し異なる方向から見つめてみると、予想もしなかった発見につながることが多く、弊社に生まれた様々なオリジナルサービスの幾つかも、そんなプロセスを経て「かたち」になったものである。

 今日、担当させていただいたご葬儀、2年前に90数歳のお婆ちゃんの葬儀を担当しており、今回は70歳という奥様のご不幸だった。

 お通夜のお説教で「お婆ちゃんの歳を4年ほど頂戴できたらよかったのに。そんな思いがいたします」とおっしゃられ、弔問者が頷かれていた光景が印象的だった。

 火葬場に向かう車中、助手席にご遺影を抱かれた娘様がおられ、突然に「特殊な声ですね?」と言われてびっくりする。

 彼女は、昭和53年に担当申し上げたお爺ちゃんの葬儀のことを覚えておられ、「あの時の声を覚えています」と言われ二度びっくり。

 私が31歳の時に担当したご葬儀、ふと頭の中で計算していたら、当時、彼女が高校生ぐらいだったことが分かり、声を覚えてくださっているなんて嬉しいことだが、司会者の仕事は改めて<怖い>と感じながら、何か特別に懐かしい思いを抱いてしまった。

 故人のご遺影が素敵だった。何かオシャレっぽい感じがして生前の面影が自然に浮かんでくるようで、皆さんが「いいお写真」と言われていた。

 小学生と中学生になったお孫さん。お柩のお顔部分の扉を何度も開閉され「お婆ちゃん、起きてきてよ」と縋っていたと拝聴し、自身の孫の顔も浮かんできた。

 昨日書いたように、ちょっとだけ風邪モード。今晩のお通夜をスタッフに任せてお医者様に行く。

 診察が終わっていつもの薬を頂戴したら、奥様にお声を掛けられ注射をされることに。椅子に腰掛けると同時に「肩にしますから」とお医者様。<えっ!>と思ったが「痛くないから」と言われ安心した。

 「チクッ」とした瞬間の痛みを感じただけだが、「液が入る間は痛いけど我慢してね」で恐怖感。それは、インフルエンザの予防注射だった。

 「久世さんは人が多い所で仕事をされる。だから予防が何より大切」と言われて帰ってきた。これで今冬は大丈夫のような気がする。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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