2004-11-08

クローン?  NO 968


 今日も会場専用電話が忙しい。昨日書いた「裏口入学」もあるし「講師を担当したい」や「**の講座はありますか?」という問い合わせも。

 スタッフ達の表情が変わってきた。みんな「これは、ただ事ではない」と緊張感が出てきたみたいで大歓迎。

 そんなところから全員が何処かへ出掛け、メモリアルサービス事務所に私が独りだけという寂しい時間が少しだけあった。

 その間に毎日来社される宅急便会社の相手や、次々に入る電話やファクシミリの対応をさせられる。

 電話の中に、「社長ですか?びっくりしました」という御仁もあった。

 一般の方々にはご興味ないだろうが、大安や友引がある「六曜」の世界。今週は友引のない週である。11月6日の友引から、次の友引が16日。10日目というのが不思議だろうが、こんなところに「六曜」の面白さも?

 今週は、多くの方々とお会いするスケジュールがいっぱい。手帳に書き込んだ時間を間違わないようにしなければ。

 さて、今日の来訪者から、隠れ家でびっくりするものを聞かされた。過去に育てた女性司会者だが、彼女が1本の録音テープを持参していた。

 「まあ、一度聞いてください」とデッキで流され驚いた。内容は男性、女性ペアのナレーション。女性は彼女自身だったが、男性のフレーズとイントネーションは私の完全な物真似。声の質まで似通っており、スピードが速過ぎるのが気になったが<よくぞここまで>と内心思った。

 この男性、彼女の話によると、私の「追っ掛け」をしていたよう。大阪での社葬やホテル葬、また九州での社葬まで会葬者に混じって録音をしていたみたい。

 葬儀の司会に行き詰った頃、何気なく興味を持って覗いた社葬の司会が私だったとのこと。そこから「これだ!」と目覚めてくださったようだが、ここまで真似るなんて普通じゃない。私の代行を頼んでも?と思ったぐらいだった。

 「半端な憧れではありませんよ。命を懸けてもというパワーがあったのですから」と彼女から教えられたが、司会の世界に<クローンが?>という衝撃も。

 トーク技術のアップには、ある程度の基本も大切だが、上達の早道は憧れと物真似。彼は、それを見事にやり遂げたと拍手を贈ろう。

 ただ、今日拝聴したバージョンは、随分昔のもの。現在主流の司式バージョンや命バージョンを耳にされたらどう感じられるだろうかと興味を覚え、彼女に「隠れ家へお招きを」と伝えておいた。

 果たして、やって来られるだろうか?と楽しみが増えた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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