2005-09-18
スタッフの優しさ NO 1274
目の疲れからだろうか、肩こりに軽い頭痛、難しいシナリオをいっぱい創作しなければならない状況で大変だ。そこで時間を見つけて久し振りに整骨院のお世話に。
中に入ると満員、先生を中心に数人の若い助手の皆さんが忙しそうに対応されている。様々な最新型の治療器具が並べられ、患者さん達が気持ち良さそうに利用されている。
お年寄りよりも若い患者さんが多く大半が女性。それぞれが訴えられる症状が自然に耳に入るが<年寄り?>と思う言葉が多く驚いた。
電気治療からマッサージに進み、30分の心地良いひとときを過ごして仕事に向かった。
この時間、会社には定期的に行われているお母さんと子供達のお食事会、献立の香りと賑やかな光景が浮かんできた。
さて、昨日の号で書いた「悲しみ」への対応だが、スタッフ会議の結論の報告があった。まずはご本人に来社いただくことから始めるべきということで全員一致、それは私の思いも同じで<育ってきている!>と感じて嬉しかった。
若い息子さんの急逝でご両親が悲嘆にくれられている。その光景を見るのが耐えられず、自分が過去に体験した癒しのプレゼントを進めたいというお考えだが、悲嘆というものは簡単な問題ではない。それぞれに異なる心因が存在し、それぞれへの異なる配慮が重要。
そんなところから百人百様のシナリオを描かなければならず、面談から始める「悲しみの分析」なくしてドラマの完成は不可能。弊社のハードである「シーン」と、ソフトであるスタッフ達の知恵を結集させ、愛のひとときを提案したいと考えている。
大切な方を喪った悲嘆心情は、ある意味で心の病気と「言える」だろう。「癒える」までに何をすべきだろうかという治療方法もあるだろうが、病気だけを理解するカウンセリングでは効果はないと断言する。
葬儀の場で多くの悲しみの光景を目にした葬儀社は、そんな治療方法の一端を担う立場でもあろう。それが過去に書いた「悲嘆心理の分析」の中にあった「思慕感」の活用ということになる。
スタッフが返信の手紙を書いていた。そこからどのように進んでいくかは分からないが、彼女が来社された時に最高の答えをプレゼント出来るだろう。
これは葬祭サービスのひとつではない。こんな発想を実践しているのは日本トータライフ協会のメンバーである葬儀社だけ。彼らは心底からやさしさに包まれる葬儀を提供しているが、葬儀以外に深い悲しみくれる方々へ多くのアドバイスも行ってきている。
塾生達が大阪に集まり、そんな一部を知ることになったが、そんな彼らも同じ思いを共有したようで実践行動を始めている。そんな様子をブログを訪問しながら喜んでいる。
協会メンバーのHPやブログ、弊社のリンクのページからどうぞ。近日中に花の話題がいっぱいの素敵なHPも接続申し上げる。「花ライフ」で登録商標を有される素敵な女性、どうぞお楽しみに。