2022-11-24
大金星! ǸО 8996
55年前の11月23日は私が妻と出会った日であった。出会っていなかったら大きく人生が変わっていただろうが、何とか金婚式を迎えたのだから凄いことだ。
葬儀社は年中無休で24時間営業なので、留守にすることは出来なかったし、転送電話や携帯電話もない時代。交代で銭湯に行っていたが、何度も女将さんから「早く帰ってと電話があった」と聞いたことがあった。
素晴らしい友人達との出会いは感謝するばかりで、全国に友人がいることは最高の宝物である。6年ほど前から入退院を繰り返し、施設へ入居してしまった妻だが、退去して温泉旅行に行ける日が来るのだろうかと願っているが、最後に一緒に温泉へ出掛けたのは娘から招待された有馬温泉の有馬グランドホテルで、広い特別室で、部屋にあった「金泉」の温泉に何度も入って幸せだった。
その時に難波のバスセンターから高速バスを利用したが、娘と妻の席の後ろにいた二人連れの女性が熊本弁だと気付き、声を掛けたら荒尾の人で、友人の葬儀屋のことをよく知っており、平山温泉に10回ぐらい行ったと話したら盛り上がったことを憶えている。
サッカーのワールドカップの中継を観ていた。阪神タイガースのファンも熱いが、サッカーのサポータのレベルはその何倍も凄いのでびっくりした、
サッカーはイングランドが発祥で、ヨーロッパで熱く盛り上がっているが、昨日のアルゼンチンとサウジアラビアの対戦でサウジアラビアが逆転勝利したことにはびっくりだったし。サウジアラビアの2点目のゴールは語り継がれるレベルの素晴らしいシュートで、テレビながら目撃できたことは幸運だったと思っている。
我が日本がドイツに勝って嬉しい番狂わせみたいだが、多数のサポーター達が応援に参加している姿にサッカーブームの到来を再認識した思いである。
私が中学3年生の時には16クラスあり、2年生は24クラス、1年生は21クラスあり、3000人近い生徒数で当時に言われたマンモス中学校であった。
朝礼で校長の訓辞に印象に残っていることがある。「イギリスは紳士の国で絶対に野球は人気が出ない。なぜならば類を盗む「盗塁」というルールがあるからで、紳士の国民性には合わない」というものだった。
ヨーロッパはサッカー熱が半端でないことが分かる。アルゼンチンに勝利したサウジアラビアの国王が次の日を祝日にしたというのだからびっくりだが、審判員にも女性が登場したことも特筆すべきだろう。
日本の第2戦はコスタリカだったと思うが、善戦してくれることを願っている。