2015-07-05

大丈夫だろうか?  NO 4240

http://happy-train.net/明石焼き我が社もスカイマークみたいだな。そんな会話が社内で交わされる会社が多くなっていると指摘する記事があった。

民事再生の行動中のスカイマークだが、株主総会で出て来た様々な意見や支援を申し出ている企業組織同士の折り合いもうまく運ばないようで、再破綻するのではという憶測も流れている。

スカイマークで最も問題となったのはトップの独裁で、常識から逸脱したことを次々と進めて行ったことが発端のようだが、ここで考えなければならないのはそのトップが責任を取って辞任したところで残った役員が結束して意識改革が可能かということで、ワンマンなトップの暴走を止められなかった自分達がイエスマンだった事実である。

どんな企業でも組織でも自浄する余力が残っておれば改善への道は開けるが、すでにイエスマンばかりとなっている会社や組織は凋落するのは必然である。

内部からおかしなことに「おかしい」という意見が出ても、それを抑え込もうとする最悪の経営者がおれば自浄の可能性のあった役員や社員が辞職してしまい、遣り甲斐、生き甲斐のない職場となってプロという「人<財>」は育たなくなる。

そんな指摘を3年ほど前に「スカイマークに将来性はない。経営破たんする」と書いていたところから先見していた事実に驚いたというメールも届いたが、はるか昔、日本の企業が中国に進出を始めた頃、「中国経済は間違いなく破綻する。進出している企業は後悔して国内に戻って来る」とも書いていた。

膨大な人口から消費に対する期待があるのは理解出来るが、製造工場を現地に移すという考え方はおかしく、交流のある企業経営者の役員数人にアドバイスをして、進出しなかってよかったと感謝をされているケースもあるが、後悔では済まない深刻な損害を被ったケースも少なくなかった。

国民性の異なりと言えばそれてまでだが、日本の文化の根底には相手のことを考えるという大切心情も重視されているが、自分さえよければという自己中心的な国民性はいつまで経っても大成することはなく、何かがあれば簡単に崩壊するのも世の常で、それらは歴史が顕著に物語っている筈だ。

我が国の総理も長い将来の考え方をせず、目前の受けを狙って発言や約束をしてしまい、そのしわ寄せで自分の首を絞めているような感じがするのでちょっと問題だが、しっかりとしたシナリオを描いてキャスティングを行うプロデュース力を発揮して欲しいものである。

今日は所要があって食事を共にした人物があった。阿倍野の「たこ壺」の明石焼きを食べたが、前回に「タコ抜きで」と頼んだら「抜くのを忘れました」と言われ、テーブルへ運ばれて来た時にタコを入れる器を持って来たことがあった。

今回はどうかなと思っていたら、間違いなく「タコ抜き」になっていたが、注文時に隣のテーブルの人達が呆れた表情だった。

美味しいと評判の店は次々にお客さんが来店して賑わっている。提供する側の拘りも大切だし、そこで適当にと妥協すると間違いなく客離れという結果を迎える。

今日の写真は「明石焼き」だが、過去にピピの社長が撮影されていたものである。
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