2013-05-08

粉もん  NO 3278


 昨日5月7日は語呂合わせから「粉もんの日」だったそうだ。今日、所用があって京橋駅に出掛けたが、待ち合わせた人物と一緒にお好み焼きを食べてきた。

  夕食は近くの蕎麦屋さんで「鍋焼きうどん」をお願いしたが、それは病的な偏食のある私専用の内容で、鶏肉は入っていないし普通なら1枚しか入っていない筈 の「かまぼこ」が3枚も入っている。お店のご夫婦が私のために配慮くださっているので手を合わせているが、そんな偏食の人生を過ごしてきた自分の不幸を後 悔している思いもある。

 2年ほど前だったと記憶しているが、友人と二人で天王寺にある有名なお好み焼き店に入ったことがある。支払いを済ませて出ようとしたらレジ担当の女性スタッフから「これをどうぞ」とプレゼントしてくれたのは「ワンドリンク」のサービス券。

それから3か月ぐらい経ってからまた一緒に訪れ、そのサービス券で生ビールを注文。お好み焼きが出来上がった頃に生ビールを追加したら、テーブルの上に運ばれて来たグラスの大きさの違いにびっくり。サービスの分より大きかったのである。

 何を言いたいかはお分かりだろうが、こんな細かいシナリオを考えるなということで、一気に気分を害することになった。サービスだから小さいジョッキと発想したようだが、それなら同じサイズの方が客の感情はよくなる筈。いや、少なくとも気分を害することはなかっただろう。

 サービス券があったから再度訪れたという効果はあったが、それを使用してレベルの低い小細工が発覚すれば最悪である。それでも「貰わないより益し」なんて考えもあるだろうが、サービスとは全ての人にハートの心が伝わらなければいけないと考えることが重要と考えたい。

大阪の「粉もん」の代表的なものと言えば「たこ焼き」だろうが、天王寺駅と阿倍野斎場交差点の中間にある「たこつぼ」というお好み焼き店はお勧めだ。特に気に入っているのが「明石焼き」で、来阪した塾生達にも大好評だった。

  恥ずかしくて信じられないような事実を吐露するが、私は「たこ」が苦手であり、いつも「出汁」の中に残していた。何度か訪れる内に気付かれたスタッフの方 が、ある時に「たこが苦手ですね。たこ抜きで焼きます」と対応してくれたので感謝。一緒に行っていた人達が「たこの入っていない明石焼き?」と笑われた が、それは私にとって何より嬉しい対応である。

 明石駅近くに「魚棚(うおんだな>)と呼ばれる商店街があるが、周辺に多くの「明石焼き」の店が存在する。地元では「玉子焼き」という呼称が多いが、店舗によって味に微妙な変化があるし、「出汁」の拘りが店によって異なるのも興味がある。

 人によって好みはあろうが、私には阿倍野の「たこつぼ」の明石焼きが好みとなっている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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