2019-11-28

震える寒さ  NO 8647

隠し味?今日の夕方からの冷え込みの厳しさは今冬最高のレベルで、マフラーと手袋をしていても震えが止まらない状態で、友人の割烹で厚い特別メニューの蕎麦を作って貰って一味をいっぱい入れた。

今後の展開が一気に変化する松阪での対談が済んだ。東京の弁護士さんや出版社の担当者やゴーストライターさん達が揃ったが、皆さん「海津」網焼き肉に堪能され、松阪駅でそれぞれの電車に別れてお見送りした。

私が大阪の鶴橋に着く頃には名古屋駅で新幹線に乗り換えておられる筈だが、駅から降りて国道沿いの歩道を歩くと凍りそうになった。

異常と言える冷え込みだったが、ガスストーブを付け放しにしても一向に部屋の温度が上昇せず、我が家の悪猫もストーブの前から放れなかった。

網焼き肉の肉は松阪牛なので別格だが、「たまり醤油」みたいな物に浸して備長炭の遠赤外線で焼くのが特徴だが、 この「タレ」に特別な秘密があるのかも知れない。

今まで食べた焼き肉で「こんなの初めて!」とご満足いただいたが、提案されたシナリオの奥深さにびっくり。さすがにプロ達が考えた台本だと感じ入り、公開しないかたちで焦らずに具現化するように努めよう。

「公開」は相手に「後悔」をさせるものでそれこそ大きな話題を集めるだろうが、発刊する小説の販売がうまく仕掛けられてあって感心した。

ここからは目の調子が悪いので、「幸せ列車」に掲載されていた10年前の「独り言」から転載を。

言葉の伝達  NO 2591 2009-11-26

 二つの携帯電話持っていたが、骨董品と呼ばれそうなひとつを返却したのは2ヶ月ほど前のこと。それからは一つだけとなったのだが、徐々に充電パワーが落ちてきた現象に困ってしまい、近々に新しい機種に変更を余儀なくされている。

 携帯電話でのメールを一切しないところから、交流のある人達から「不便な奴」と思われているだろうが、掛けること、掛かってくること、そして写真機能さえあれば結構で、そんなシンプルな機種があるのだろうかと心配している。

 何より分厚い説明書に抵抗感を抱いてしまう。最近は特に目の調子が悪いので困りもの。現在有している携帯でも備わっている機能の1パーセントも活用していないだろうと思っている。

 周囲の高齢者の中に、お孫さんと頻繁にメールのやりとりをしている人物もいるが、あの限られた画面の中で独特の短い文章を交わす交流が嫌いで、そんな不便な考え方を間違いなく死ぬまで変えないだろう。

 NHK「クローズアップ現代」で言語力の低下する子供や若い人達のことが採り上げられ、我が国の将来を危惧する専門家の意見が紹介されていたが、駄文を列記する私が偉そうに触れるべきではないが、これほど酷くなっているとは驚きであった。

 言葉の伝達力に関するレベルは深刻で、大企業が社員募集をした際の採用者の中にも53パーセントに言語力に問題があったと分析されていたが、「話し言葉」をそのまま文章に書くことが多いようで、極端なケースでは話せるのに書けないというケースもあるだろう。

 子供の幼い時代の親子の会話が重要という意見も確かなようだが、新聞や書物を読む行動が
重要みたいで、お笑い芸人のバラエティ番組が大半の最近のテレビの現実かららすると、その改善は簡単なようではないようだ。

送られてくる履歴書を時折に目にすることもあるが、封筒の表書きすら誤っているケースもあり、書類の入社動機に関して「?」と「!」を抱いて衝撃を抱くことも少なくない。

  芸能人にも汚い言葉遣いをする人達が多い。映画や芝居なら仕方がない部分もあろうが、テレビでは許されるべきではないような気がする。「マジ!」という言葉が大嫌い。インテリジェンスのない人格を髣髴させてしまうのは得策ではない筈。大人である芸人が見せる「ごっこ」と揶揄されるような番組は出演者だけではなく、プロデューサーを始めとする局の人達、そしてそんな番組にCMを許可する企業も笑われる。今、日本の国は劇場型パフォーマンスが繰り広げられ、脚本の拙さが表面化。個性の強いトップの人達それぞれの古傷が命取りになるのではと憂いを感じるこの頃だ。

今日の写真は「海津」の添えられた野菜を。この「タレ」に隠し味があるようだ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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