今回の異常な大雨はどうなっているのだろ。あちこちで記録的な雨量から多くの犠牲者が出ているが、夕方のニュースで屋根の上に避難して救助を待っている人が少なくないことを知り、救助隊が間に合うことを願っている。

ＳＮＳで救助を要請する書き込みも多くあったそうだが、情報の伝達がうまくつながることを願いたい。

小学校４年生の時に台風で川が氾濫して大変な浸水体験をしたことがあるし、３０年ほど前に豪雨で大変な出来事があったことを思い出す。

国道２５号線の杭全町の交差点が冠水して通行止め、市内から東に向かう道路は全て通行止めで、八尾市内で行われていた葬儀の司会に行けずに現地にいたスタッフが担当していた。

生野南小学校の近くで行われていた葬儀、すぐ前の運河が大雨で溢れそうになっており、もう数センチで大変なことになるところから、最悪の場合を考慮して参列者にアナウンスをしたことも憶えている。

大雨の体験で忘れられないのが豊肥本線を１年間不通にしてしまった時の体験で、阿蘇の高原ホテルでゴルフの予定をしていたが、深夜から降り出した異常な豪雨の音で眠れずにいたら、外が明るくなった頃に廊下を挟んだ部屋にいた友人が来室。「僕の部屋に来て」と案内されて窓から見たゴルフコースは完全に川になっており、バンカーもグリーンも泥水に覆われていた。

６人が相談して朝食を早目に済ませて脱出しようとなって午前６時過ぎにホテルを出発したが、肥後大津の街が冠水しており、左足でブレーキを濡らさないように踏み、タイヤ半分程度の冠水道路を抜けたが、途中で擦れ違った車はパトカー、消防車、救急車、自衛隊の救助トラックばかりで、やっと辿り着いた九州自動車道も、福岡方面は通行止めになっており、八代方面に向かい、人吉を通って鹿児島空港の近くまで行ったことを憶えている。

今回の雨は数十年に一度の異常な大雨だと気象庁が発表していたが、沖縄近海に近付いている台風８号も大変だ。昨日に台風情報を開いたら、最大瞬間風速８５メートルというのだからスーパー台風となるだろう。

現在の進行方向は西北西だが、北上したら大変であり、勢力が弱まるか北上しないことを願っている。

午後８時２５分、テレビの画面に「緊急地震速報」が流れた。千葉県沖を震源とする地図があったが、画面で同時に聞こえる告知音に緊張する。

千葉県沖ではプレートの歪が発生していると指摘されていたが、最近は地震が多発しているので心配だ。

関東に在住する孫達のことも心配だったが、「震度３」という情報が流れてホッとした。震源地にの近い千葉県の一部で「震度５弱」だったのでかなり揺れたと想像する。大阪北部で発生した過日の地震の揺れもびっくりした。地震、大雨、台風など、自然の猛威に畏怖を感じて謙虚に関上げなければならないことを改めて感じた日となった。

朝から医院へ行った。今日も水分不足を指摘され、２週間分の薬を貰って痛みを伴う処置を受け。採血検査を受けて来たが、その結果は来週の水曜日に聞くことにした。

今日の写真は筑肥線の唐津駅に近い「虹の松原」を。車窓から見えた美しい光景が印象に残っている。