2016-08-19
広告で思い出したこと NO 4950
今日の朝刊を読んでいたら広告に目が留まった。それは機内サービスでも好評ですみたいなことが書かれたカップ麺だった。
日本航空の機内で日清食品とコラボした「うどんですかい」「そばですかい」「らーめんですかい」のことは知っていたが、「ちゃんぽんですかい」も登場しているそうで、広告によると15食分を「1980円」で販売していた。
「すかい」というのは「SKY」という「空」を引っ掛けたものだろうが、2年前にオーストラリアから成田へ帰国する日本航空772便の機内で、ちょっと興味を持って「そばですかい」をCAの方にお願いしたら、丁寧にナフキンを敷いてくれて箸置きに割り箸をセットしてから準備に戻って行った。
しばらくするとお盆の上に「そばですかい」を載せて来てくれ、ナフキンの上に置き、「3分間お待ちください」と言われた。
隣席にいた妻が3分は向こうで済ませて食べられるようになってから持って来るべきでは?」と言ったので同感だったし、乗客に「おあずけ」をさせるなんてと疑問を抱いた。
小さなカップ麺なのでいざ食べてみるとすぐに麺がなくなってしまうが、あまり美味しい物ではなかった。
搭乗客の中に「うどんですかい」「そばですかい」「らーめんですかい」を順に注文していた人物もいたが、きっと味見をしていたのだろうと想像した。
機内食は気圧の関係から味覚に変化が生じるそうで、味付けを濃くしてあると言われており、ホテルや旅館とコラボしたり著名な料理人が監修した料理も提供されているケースもあるが、これは素晴らしいと思うものに出逢うことは少ない。
成田から日本航空771便でシドニーに向かうと、2回目の機内食が朝食となって着陸する前に出される。
早朝にシドニーに到着。国内線のターミナルビルに移動してカンタス航空575便でパースに向かったが、ここで出て来た機内食が日本航空の朝食とまるで同じの玉子料理だったのでびっくりした。
病的な偏食なので困っているが、パースからキャンベラへの機内で「鶏」と「魚」料理の選択が出来るので「魚」を頼んだら、これは私でも食べられる大歓迎の内容だった。
長時間の機内のひととき、そこで機内食は楽しみの一つだが、ヨーロッパの帰路で「ステーキの焼き具合は如何に?」と聞かれたサービスはよかった。その時、私の前の席にコートジボワールの大統領夫妻が搭乗されていた。
今日の写真は「そばですかい」を。