2020-05-27
死に土産に NO 8801
「アンドレ・リュウ」のコンサートを調べたら、世界中で開催されていることを知ったが、ポルトガルのリスボンなら2万人、アメリカのラスベガスでも2万人という客席数にびっくり。
彼の母国であるオランダで3000人収容という規模もあるが、それ以外は全て1万人以上というのだから驚きである。
長時間の搭乗が何より問題だが、ハワイ往復で利用したデルタ航空のビジネスクラスやシドニー往復で利用した日本航空のビジネスクラスなら水平に近い状態で眠られるのでファーストクラスは贅沢過ぎるので変更して考えたい。
ラスベガスへの直行便はなく、ロサンゼルス、サンフランシスコ経由が多いが、円形の地球の距離から考えるとシアトルやバンクーバーの方が近い。
どちらにしてもコロナ問題が落ち着かないとどうにも動けない。ロンドン、リスボン、プラハ、ウィーンの開催もあるがヨーロッパもコロナ問題が深刻みたいで当分無理のようだ。
この「独り言」を読んでくれている有人から「アンドレ・リュウに填まったよ。コンサートに行くなら同行したい」と電話があった。
イギリス国内ではロンドン、リバプール、グラスゴーなどで開催もあるが、ダブリン・エールでの公演では23000人となっていたのでさぞかし壮観だろう。
アンドレ・リューのプロデュースはサービス精神旺盛で、その国の人達に歓迎される選曲が出て来る。シドニーではワッチイング・マチルダが出て来たし、イタリアではゴッドファーザーのメインテーマが演奏されたし、懐かしい映画の主題曲である「栄光への脱出」も流れていた。
彼のオーケストラの名称は「ヨハンシュトラウス」が入っており、ワルツの曲も素晴らしいが、「美しく青きドナウ」や「ラデッキー行進曲」も素晴らしく、ゲスト出演をするアーチストも洗練されており、ユニークな登場で会場を沸かせたチターの奏者が、懐かしい映画「大三の男」の主題曲を演奏された際、両サイドの大きなスクリーンに映画のシーンが出ていた。
アメリカでのコンサートでは突然「スーザ」のマーチーが流れ、吹奏楽団が150人ほど入場してきてびっくりしたが、グレン・ミラーサウンドでは会場でダンスをする姿もあって盛り上がっていた。
何より驚いたのは映画「ドクトルジバゴ」の主題曲である「ララのテーマ」を演奏したら、白いドレス姿の女性と燕尾服姿の男性が150組ほどでダンスをしたし、宮殿の庭で演奏した時には後方の宮殿の中でワルツを踊る人達が登場し、横に仮設されたスケートリンクでアイスダンスが観られた。
こんなコンサートは彼以外ではないだろう。演奏技術も卓越しており、「荒城の月」や「さくら」の演奏風景も見られるし、メキシコで「ラ・パロマ」を演奏した時の観客の合唱は衝撃的で、現在71才というのだから少なくとも90才まで活躍して欲しいと願っている。
メキシコの別の会場では「シェリトリンド」が演奏されて会場が割れんばかりの拍手を贈っていた。
イギリスの会場ではバグパイプの奏者達が100人ほど入場し、会場が盛り上がっていたが、何処かの国でバグパイプで「アメイジング・グレースを演奏して開いたのも存在している。
今日の写真はグレードハイランド「バグパイプ」を。